シリアスとシリアル、似てるけど２つ混ぜたら修羅場にしかならん。という名の二十七章 ページ6
とある日、私はすることも無く部屋でゴロゴロしていた。
幹部達から何か言われる事も無いし、部屋から無理に連れ出されもしないから最高。
グルッペンが用意してくれた漫画を読んだり、部屋の片付けをしたり、まとめておきたいことをノートに書いたり……まさに普通の休日の様だ。たのすぃ。
誰も居ないし、何もしないのが楽しくて、ベッドに埋まってぼーっとしていると、部屋の扉がノックされた。
あー…おかえり日常。さよなら平和。
『………どーぞ』
md「……ｼﾂﾚｲ…ｼﾏｽ」
入ってきたのはみどりだった。
前のヨッ○ーパーカーではなく、お化けみたいなゆるーい格好をしている。
『…どうしました？仕事はお断りっすよ。今日は堕落デーなんで。』
md「…ｼｺﾞﾄ ｼﾞｬﾅｲ…ｷﾐﾆ ｲﾜﾅﾁｬ ｲｹﾅｲ ｺﾄｶﾞｱｯﾃ」
みどりの顔は真剣だ。どうやら真面目な話らしい。
姿勢を正して、みどりに向き合う。
md「………君に、会ったとき俺が聞いたこと覚えてる？」
『戸籍がどうとか経歴がどうとかですか？』
md「それもある。
…でもその前に新聞記事見せたでしょ？殺人事件の…」
あぁ、と納得する。Aちゃんの家族が被害者の事件だ。其処で両親と兄を失った。
md「……………本当にさ…Aは覚えてないの？」
なんでみどりはこんなにもこの事件に執着するんだろう。覚えてる、覚えないって重要なのか？
『私…昔の記憶があんまり無いんですよ。』
分からないから嘘を吐くしかない。
md「………そっか。うん……そっかぁ…」
気のせいかみどりの手が震えている。
事件に執着……何か引っ掛かる感じがする。
md「……………言う。全部話すよ。教えなきゃいけない。」
決心がついたようにみどりは私を見る。翡翠色の瞳に吸い込まれそうだと思った。
翡翠色の…瞳…？何か、やっぱり頭の中に残ってる。なんだ、これ。
md「……………あの事件の犯人は……
…俺なんだよ。」
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人間 - 性癖に大変刺さりました。ありがとうございます。I Loveヤンデレ (3月6日 5時) (
レス) @page29 id: ccbbdf314a (このIDを非表示/違反報告)
サーナイト限界オタク - 何回も見直しちゃうくらいには大好きな作品ですー！！！よければ現実世界に戻った主ちゃん見て見たいです… (2月24日 19時) (レス) @page36 id: b5c5dc5e77 (このIDを非表示/違反報告)
スイコン - ホンマに最＆高の言葉しか出てこんかった、、、作品を見てる間ずっと広角上がりまくっていました！！更新待ってます!! (2月20日 17時) (レス) @page36 id: 101a9efed5 (このIDを非表示/違反報告)
白26(プロフ) - 黒蜜きなこプリンさん» 返信が遅くなってしまいすみません。すごく温かい言葉に泣きそうになりました！本当にありがとうございます！これからもがんばります！ (11月7日 17時) (レス) id: 60fe05afdb (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜きなこプリン(プロフ) - 久しぶりに読みたくなってこの作品に戻ってきました!何度読んでも最高!!以外の言葉は出てきません。これからも貴方の作品にお世話になります!作者様も心身ともにご自愛なさってお元気にお過ごしください。 (11月5日 23時) (レス) @page34 id: fc113b0f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2023年3月30日 17時
