女帝の気持ち ページ18
……結果
A「なんでだっ！！なんで取れなかったんだぁあああ！！！」
野坂「うん、落ち着いて。A」
落ち着いてられないわ！悔しい！！！
野坂「まず君の考え方は正解だった。最初はボールを取る意思があったけど途中から何故か僕を潰そうとする意思の方が強くなってたんだよね？」
くっ、コイツめっ！分かってたのかよ！
私は悔しくてずっとくっそおおと叫んでいた。
野坂「僕を潰そうとするのは100年早いよ。あとそんな事を言ってはダメだよ。一応女子でしょ。何、ゴリラなの？」
A「誰がゴリラだよ！！」
私が大声でそう言うと皆びっくりしていた。…あっ、いや、なんか練習中すみませんでした。
野坂「今見た所、DFは任せられそうだね。その調子で明日も頑張って、ゴリラさん。」
いやどんだけゴリラ言うの！？私ゴリラじゃないし！
変態やらゴリラやら…私のあだ名酷くね！？
野坂は笑っていたが何か思い出したかのようにまたさっきと同じで表情が曇った。
野坂「…あーあ神様は意地悪だね明日は不幸を願っているなんて。」(ボソッ)
A「……え？何か言った？」
私は尋ねたけどなんでもないと返された。
……？
監督「全員集合！」
監督が戻って来た。私達は監督の元へ駆け付ける。
一列に並んで監督の方を向く。
監督「明日は星章学園との試合だ。さっきも言ったと思うが負けは許されない。だから野坂、分かっているな？」
野坂「…分かっています。」
やっぱり暗い。なんでだろ…。
明日は試合なので身体を休めるようにと監督が言って今日は終わった。
A「野坂、やっぱり何かあったの？」
野坂「え？」
私が野坂にさっきの事を話すと別にと言って
帰って行った。
…おかしい、いつも余裕そうな野坂が元気ないなんて。
何が彼を悩まされてるの…？
A「…ってなんで私アイツの事心配してるんだろ。」
ムカつく奴で気も合わないし立場だってアイツは出来る人で私は出来ない人で真逆なタイプな筈なのに…。私は彼を心配している…？
A「…何なんだ、この気持ちは」
胸が締め付けられる…。
この気持ちは何…？
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雨紫陽花(プロフ) - 白波小雪さん» コメントありがとうございます！！作者からのお話でも書きましたがネタが無いためこの物語の続編は書かない事にしました…。申し訳ございません…！！この物語見て下さって本当に感謝です！ありがとうございました！ (2019年2月4日 20時) (
レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
雨紫陽花(プロフ) - 菜野さん» コメントありがとうございます！！実はこの物語の続編(オリオンの刻印)は書かない事にしました…。作者からのお話でも書きましたがネタが思いつかないので…。楽しみにして下さったと思いますが本当に申し訳ございません！！ (2019年2月4日 20時) (レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
白波小雪(プロフ) - 1話からズラーッて見ました！！凄い面白かったです(●´▽`●)続編希望……オリオンの刻印で作ってくださるととても嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月4日 19時) (レス) id: 5a0cccdc87 (このIDを非表示/違反報告)
菜野 - オリオンで続きを作って下さると嬉しいです…！！ (2019年2月1日 1時) (レス) id: dc950b7be6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 他の小説が出たら必ず見に行きますから！(*´∇｀*) (2019年1月31日 0時) (レス) id: f919540a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨紫陽花 | 作成日時：2018年12月29日 23時
