女子の嫉妬 ページ13
夜は寮の皆で食べる。私には仲の良い子はいないから別に喋ったりしない。ただ静かに食べるだけ。
モブ女1「ねえねえ、知ってた？野坂君って好きな人居るらしいよ！」
モブ女2「えええっ！も、もしかしてあたs」
うわお、自意識過剰ってやつ？彼、あたしの事好きかもとかよく大声で言えるわね。
私は暇だからこうやって会話を聞いている時が多い。一番引いたのは「野坂君に抱きしめられた！」と嘘をついた女の子。アイツが女たらしな訳ない。…多分ね。
モブ3「あの窓から男子寮見れないかな〜…西蔭君見たいよお…。」
うん見て来きなよ。変態扱いされるわよ。(経験者)
私はやっと食べ終えたランチを持ってお皿を水に浸そうと席を立ち上がった。
バシッ！
モブ女4「あんたさぁサッカー部の白鳥Aよね？ちょっといい？」
なんだ？喧嘩か？
モブ女5「つーかサッカー部だからって調子乗んなよ。野坂君と一緒とかマジうざいんですけど。それに席隣とか〜」
なんだよ嫉妬？
A「あっ、じゃあ代わりに隣になってくれます？え、いいんですか。ありがとうございます！！ではモブ女5さんの机と私の机の位置明日変えておきますね。いやあ感謝感謝っと！」
私はルンルン気分でそう言うとモブ女5さんは怒り始めた。
モブ女5「こいつっ、本当に調子乗ってやがる！ふざけんなよ！！」
そう言って殴り掛かってきたが、私は避ける。
A「喧嘩ふっかけてきたのそっちじゃないですか。それに私は席を譲ると言ってるのよ？
嬉しくないの。」
つーかお前らの方が調子乗ってるし！譲ると言ってるんだから素直にその言葉を受け取りなさいよ！
その後は何も言わず、モブ女5はモブ女4と一緒にどこかへ行ってしまった。
やっとどっか行った。
私はさっきの二人が出ていってしばらく経ってから食堂を出た。
長い廊下を歩いて自分の部屋に向かう。
まさかあんなギャルに喧嘩を売られ巻き込まれるとは。嫉妬とは怖いな。
これからもそれが続くならば耐えられるのかな。
羨ましいと思っている人がいるならこれからは気を付けなきゃ。
A「…これに耐えられなければ観客の期待にも応えられる訳ない。」
もうボロボロだと気付いている。でも応えるんだ。私は。
じゃないと、野坂に"追いつけない"。
私は自分の部屋に着いて、ドアを開け閉めた。その後はお風呂に入って歯を磨いて寝た。
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雨紫陽花(プロフ) - 白波小雪さん» コメントありがとうございます！！作者からのお話でも書きましたがネタが無いためこの物語の続編は書かない事にしました…。申し訳ございません…！！この物語見て下さって本当に感謝です！ありがとうございました！ (2019年2月4日 20時) (
レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
雨紫陽花(プロフ) - 菜野さん» コメントありがとうございます！！実はこの物語の続編(オリオンの刻印)は書かない事にしました…。作者からのお話でも書きましたがネタが思いつかないので…。楽しみにして下さったと思いますが本当に申し訳ございません！！ (2019年2月4日 20時) (レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
白波小雪(プロフ) - 1話からズラーッて見ました！！凄い面白かったです(●´▽`●)続編希望……オリオンの刻印で作ってくださるととても嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月4日 19時) (レス) id: 5a0cccdc87 (このIDを非表示/違反報告)
菜野 - オリオンで続きを作って下さると嬉しいです…！！ (2019年2月1日 1時) (レス) id: dc950b7be6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 他の小説が出たら必ず見に行きますから！(*´∇｀*) (2019年1月31日 0時) (レス) id: f919540a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨紫陽花 | 作成日時：2018年12月29日 23時
