女帝の感じ外 ページ12
そうだ、ここは女子立ち入り禁止…。だから女子寮も男子立ち入り禁止だ。
…どうしようか。
A「入ったら入ったでブーブーって警報鳴るんだよね。おかしいよねそれならインターホンくらい付けてほしいわ。」
私、見た事あるのよ野坂ファンが野坂に会いたくて男子寮に入ろうとしたらブーブーって警報なっちゃってその後その子はしばらく学校来なくなってたし…。
私はそうなりたくない！それに野坂ファンじゃないし！
男装という手もあるけどそういうの持ってないから…。
うーんと悩んでいると杏奈さんが口を開いた。
杏奈「わざわざありがとうございました。無理しなくてもいいんだよ？」
A「いや大丈夫。私、行くわ」
杏奈「えっ！？」
だって野坂の彼女なんだしちゃんと事情説明してくれたら分かってくれるよ。…多分ね！
私はスーハースーハーと息を吸って吐いてを繰り返してよしっと言った。
そして自動ドアが開いて入ろうとした
？「あれ？雷門の神門杏奈さんと男子寮に入ろうとしているのは王帝月ノ宮の変態さんじゃないですか。」
はぁ！？誰よそんな事言ったの！！
嫌な予感がして振り返るとやっぱり奴だった。
野坂「やぁ、杏奈さん。変態さん。」
A「あのね？分かる？私変態じゃないの。」
本当にムカつくよ！勝手に決めつけやがって！
野坂「ごめんって。…それより杏奈さん、どうしたの。」
杏奈「…野坂君、あのね…。」
杏奈さんが何かを言おうとした途端、野坂は
帰ってくれるかなと言った。
杏奈さんはえっと動揺していたが、分かったと言って私達にお辞儀して帰って行った。
A「…野坂どういうつもり。なんで帰したわけ。」
野坂「別に。どうでもいい話だと思ったからさ。」
素っけなく言う野坂。私は彼の帰した理由を理解できなかった。
A「どうでもいい話って…杏奈さんは彼女なんでしょ！？帰してどうすんのよ！」
私はビシッと言ってやった。ふん、彼氏のくせに帰れだなんて彼氏失格じゃん！！
…返事が帰ってこなかった。変だなと思って野坂を見ると野坂は放心状態。どういう事？
次の瞬間、野坂はあっはははと笑い出した。
野坂「本当にバカだね、杏奈さんは彼女じゃないよ。前に知り合っただけ。」
…はぁ！？
A「何それ！もう良いわ！私帰る。」
私がそう言うと送ってくよと言われたが無視無視。
私の男子寮侵入の勇気を返せ！
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雨紫陽花(プロフ) - 白波小雪さん» コメントありがとうございます！！作者からのお話でも書きましたがネタが無いためこの物語の続編は書かない事にしました…。申し訳ございません…！！この物語見て下さって本当に感謝です！ありがとうございました！ (2019年2月4日 20時) (
レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
雨紫陽花(プロフ) - 菜野さん» コメントありがとうございます！！実はこの物語の続編(オリオンの刻印)は書かない事にしました…。作者からのお話でも書きましたがネタが思いつかないので…。楽しみにして下さったと思いますが本当に申し訳ございません！！ (2019年2月4日 20時) (レス) id: 4235fa7708 (このIDを非表示/違反報告)
白波小雪(プロフ) - 1話からズラーッて見ました！！凄い面白かったです(●´▽`●)続編希望……オリオンの刻印で作ってくださるととても嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月4日 19時) (レス) id: 5a0cccdc87 (このIDを非表示/違反報告)
菜野 - オリオンで続きを作って下さると嬉しいです…！！ (2019年2月1日 1時) (レス) id: dc950b7be6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 他の小説が出たら必ず見に行きますから！(*´∇｀*) (2019年1月31日 0時) (レス) id: f919540a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨紫陽花 | 作成日時：2018年12月29日 23時
