不良娘100 ページ10
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男子「マジ！？」
マサキ「あぁ」
男子「いつ！？」
マサキ「えーと…」
マサキ(面倒だからクラス替えする前って事にしときたいけど…さすがに『小２で告白された』はすぐ嘘ってバレそうだし…)
マサキ「キ、キスしたあの時だよ」
マサキ「俺はあいつが俺の事好きって感づいてたから希望持たせようと賭けのキスして、で、あいつが両想いって勘違いして告ってきたところでフったわけ」
男子「…すげ〜」
男子「お前やる事えげつねーな」
男子「そういえばあの時お前ら何か話してたもんな」
男子「バレないように距離置いて見てたから何て言ってるかまでは聴き取れなかったけど」
男子「あれ告白現場だったんだ」
男子「だからあの後円堂Aは超悲しそうな顔して泣きそうになりながら走ってったんだ」
マサキ「！ そうそう！」
マサキ(そういう事にしとこっと)
男子「あいつあの後も帰るまでずっとすげー暗かったしな」
男子「失恋したからだったんだなー」
Aがマサキからのキスを嫌がっていた事くらい見ていたのなら気付きそうなものだが、まだ幼く恋愛経験など無い彼らの大半は疑問に思う事なくマサキの話を鵜呑みにしていた。
男子「円堂Aってお前の事好きだったんだな〜。全然気付かなかったぜ」
男子(俺にはマサキの方が円堂Aを好きなように見えるけど)
そう思っている男子も中には居たが、空気を読んだのか口には出さず自分の中にとどめていた。
Aの心を知らない彼らにとっては、そう言われてみればAの雰囲気からそうとも受け取れていまい、マサキの話が全くの嘘だとは思わなかった。
男子(本当はマサキも好きなのに恥ずかしいから嫌いなフリして振ったとか？)
男子「告ってきた女子フるとかお前かっこいいな」
マサキ「だろー？ ま、お前らもそのうち経験出来るって」
マサキ(ふぅ…何とか上手くごまかせたな)
この時のマサキの嘘が後にどんな影響をもたらすのか、
それが明らかとなるのはまた別の日であった。
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ぷでぃん。 - 続きはぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!!! (8月24日 19時) (
レス) @page14 id: b30dccb6f5 (このIDを非表示/違反報告)
maya(プロフ) - 久々にのぞいて読み返してきたけどやっぱり物語の構成とか本当に面白いし、正直言って文章は小説っぽくないけど、人物の心情やらセリフが胸に響いてそんなこと気にならない！本当に大好きです。更新頑張ってください！ (2021年7月2日 12時) (レス) id: 8486f071d9 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 早く読みたいです。頑張ってください。 (2019年7月7日 1時) (レス) id: cc53f064fa (このIDを非表示/違反報告)
慎(プロフ) - 早く更新してください (2019年4月1日 1時) (レス) id: ce8c49ca0d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 生きてますか (2019年2月12日 20時) (レス) id: 84d0cbf2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2017年8月28日 4時
