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ちょ、は？
なんで…？私と一緒に？
帰りはいつもお互いバイトとかがあるから別々じゃん。
そもそも、なんでこのタイミング…？
｢なんでよ。｣
｢だって今日なんか変じゃん。
話くらいなら聞きますけど。｣
またそうやって優しくする。
口調とか態度は全然普通なのにいっつも優しい事言ってくれるよね。そういう所がさ…。
｢…いいって。てか、歩乃華ちゃんいるでしょ？｣
｢え、なんで今歩乃華ちゃんなの？｣
｢え、だって付き合ってんでしょ？｣
｢いやまぁそうだけど。｣
こいつ。正気か？
彼女いるのに他の女と一緒に帰ろうとしてんの？
京介、何考えてんの？
｢別にAはいいでしょ。｣
｢…え？｣
｢Aだから。歩乃華ちゃんもそこは分かってるでしょ。
ほら、帰るよ？｣
なに、それ…。
どういう意味？
特別扱いなの？それともただの友達扱いなの？
私だから良いって…。
京介が何考えてるわかんないよ。
｢…もう、本当良いから！今日バイトだしっ！
また明日ね！！｣
｢あ、おい！！｣
私は逃げるようにして走った。
ただ全力で京介から距離を取りたかった。
校門から下駄箱にいる京介の方を恐る恐る振り返る。
そこには京介と微笑む歩乃華ちゃんがいた。
なんだ。やっぱりそうじゃん。
結局歩乃華ちゃんじゃん。
…本当、藤牧のくせに期待させるような事言うな。
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黒姫(プロフ) - ななしさん» コメントありがとうございます！他の作品も読んでいただけているなんて本当に嬉しいです…！;; これからも是非よろしくお願いします♪ (2022年3月28日 18時) (
レス) id: e73511d999 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - お話好きすぎて他の作品も全て読んじゃいました！お話の続き楽しみにしています⋯🥰 (2022年3月28日 11時) (レス) @page4 id: 18bfafaa9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫 | 作成日時：2022年3月25日 1時
