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放課後の教室。
夕日の指すその教室には俺と京介の2人。
｢…なんだよ、そんなかしこまって。
俺なんかした？｣
京介は窓辺に腰をかけながらそう言う。
……何から言うべきか分からないけど、
…分からないけど、絶対話し合わなきゃいけない。
このまま京介の思いをそのままにすることは絶対ダメだ。
｢…京介。Aの事、好き？｣
俺のその質問に対して、京介は一切反応しなかった。
ただ俺をじっと見つめる。
｢…。誰に聞いた？｣
｢クラスの女子。｣
京介はため息をつきながら腰をかけなおした。
今度は少しだけ笑ってみせた。
｢大丈夫。気にしないでよ？
もう好きじゃないから。
大夢とAはお似合いだよ。｣
…違う。
俺はそんな事を聞きたくてここに呼んだんじゃない。
ついに京介は窓の外に目を向け俺の顔を見なくなった。
もう京介にどう思われたって仕方ない。
…これでAと縁が切れる可能性だって十分に有り得る。
でも、俺は京介が大切だから。
京介は俺の親友だから。
｢…京介、Aと話してきてよ。｣
｢……はぁ！？
ちょっ、本当にもういいからね！？｣
｢だって京介。まだAが好きでしょ。｣
俺がそう言うと京介は少しだけ身体がビクつく。
もう分かるよ。
京介は動揺するとすぐ目を逸らすし、返事もしなくなる。
｢俺、京介もAも大事だから。
俺のためにもAと話してきて。｣
｢ねぇそんな大袈裟に…｣
｢お願い京介。｣
｢………分かったよ。｣
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黒姫(プロフ) - 笑美さん» コメントありがとうございます！そう言って頂き嬉しいです！ (2022年2月2日 9時) (
レス) id: e73511d999 (このIDを非表示/違反報告)
笑美(プロフ) - 楽しみにしています！ (2022年2月2日 0時) (レス) id: 8046d7d978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 黒姫さん» いえいえ...!ご対応ありがとうございました。作品どちらとも楽しませていただきます！ (2022年1月10日 0時) (レス) id: 14cd1d2696 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、コメントありがとうございます。ごめんなさい、完全に忘れ打ち間違えをしていました。早急に直します。教えて下さり誠にありがとうございます。 (2022年1月9日 8時) (レス) id: e73511d999 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - こちらと、もう一つ池��くんの小説読ませていただきました。こちらは本当にノンフィクション小説ですか...?今一度意味を確認していただきたいです。 (2022年1月9日 2時) (レス) id: 14cd1d2696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫 | 作成日時：2022年1月5日 2時
