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｢…って事なんだけど…。｣
尾 佐｢お願いしまーーっす！！｣
Aに向かって深々と頭を下げる匠海と雄大。
それを苦笑いで見る俺と威尊。
確かにAは頭がいい。
けどあんまり誰かに教えてるのを見た事はないし、こんな事をいきなり頼まれたら嫌だよなぁ……。
｢いいよ！｣
｢いいの！？｣
あまりの返事の勢いの良さに少し驚く。
と、匠海と雄大の目はキラキラと輝き出した。
尾｢ほんま！？おっしゃぁ！！｣
佐｢これで文化祭出れる…！｣
後｢教えてもらうからって赤点回避確定した訳じゃないで？｣
威尊の発言に2人はあからさまにまた落ち込む。
｢でも、尾崎くんには教えられるけど流石に1年生の授業までは覚えてないし…。｣
後｢あ、それは大丈夫やで。
俺と大夢が教える事になっとる。
だから俺と大夢でも教えきれない所を補ってもらう形。｣
｢そっか、なら大丈夫だね！｣
Aは優しく微笑む。
・
｢ねぇ、本当にいいの？｣
｢なにが？｣
｢勉強会。｣
Aと一緒に帰る帰り道。
Aの荷物がいつもより少し重たそうなのを見て、教科書を詰め込んでいるのがわかる。
Aの勉強だってあるし、正直心配。
……雄大の家でやる勉強会も。
｢別に大丈夫だよ。
それに、私もダンス部全員でのステージ見たいもん！
だから大夢も頑張りな？｣
そう言ってAはくしゃっと俺の頭を撫でた。
本当は俺が撫でたいのに…っ。
優しくて少しだけカッコイイAには本当かなわない。
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黒姫(プロフ) - 笑美さん» コメントありがとうございます！そう言って頂き嬉しいです！ (2022年2月2日 9時) (
レス) id: e73511d999 (このIDを非表示/違反報告)
笑美(プロフ) - 楽しみにしています！ (2022年2月2日 0時) (レス) id: 8046d7d978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 黒姫さん» いえいえ...!ご対応ありがとうございました。作品どちらとも楽しませていただきます！ (2022年1月10日 0時) (レス) id: 14cd1d2696 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、コメントありがとうございます。ごめんなさい、完全に忘れ打ち間違えをしていました。早急に直します。教えて下さり誠にありがとうございます。 (2022年1月9日 8時) (レス) id: e73511d999 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - こちらと、もう一つ池��くんの小説読ませていただきました。こちらは本当にノンフィクション小説ですか...?今一度意味を確認していただきたいです。 (2022年1月9日 2時) (レス) id: 14cd1d2696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫 | 作成日時：2022年1月5日 2時
