向日葵みたいな君8

231.思い出した　　　…下部に挨拶あります ページ45

「電話………出れなくてゴメンな」






髪をそっと撫でながら

言葉を続けた






「俺の声が聞きたいなんて
　可愛いこというてくれるやん

　つーか俺の前で言えや笑」


「今日はまだ仕事やねん
　夜からダンスレッスンやで？

　しんどいわー」







お兄さんの言う通り

きっと他愛もない話をしようとした





思い出してん





しんどい時や寂しい時に
掛けて来たビデオ通話






『夜景が綺麗だよ』

『星が綺麗だよ』





出だしはいつも

そんな言葉からやった





「今度、星を見に行こうな

　やから…はよ目ぇ覚ませ」






声を掛け

髪を撫で

手を握る






10分というあまりにも短い面会時間




彼女に少しでも届くように




心を込める






…


『淳太くんが撫でてくれると安心する』


…






「俺はここに居る
　どこにも行かへん」






そう呟いて
時間ギリギリまで彼女に寄り添った





✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼




こんにちは

真っ昼間に更新していますが

一応会社員です




信じられない事に

もう50話行ってしまいました…

『5』くらいで終わる予定だったのに
なんやかんや予定が狂いまして
変更していたら伸びましたね

流石に長過ぎるので
エピ何個かすっ飛ばしてます




移行先の50話以内で終わる予定です

そのつもりで削ってますw




今夜0時に『向日葵みたいな君9』を公開します

それまではパスかけてます
突破してもらって問題ないです！
簡単です！



またお暇つぶしにどうぞ



雨嫌ですね…
きのこ生えそう



それでは、午後も仕事がんばりましょう

この小説の続きへ→←330.黄色side　現実の厳しさ　14時更新

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す