向日葵みたいな君8

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画面内で友達とふざけて酒を飲む
Aに向かって




「嫌いちゃうわ！
　俺も一緒に行きたいわ！
　言えや！マジで！

　こんな可愛い服、俺の前でも着てぇや！」





と叫んで、俺と流星は大笑いした





青「すぐ脱がすやろw」

橙「ぬ…………が…すかも知らん」

青「ほな着んで正解やんけ」

橙「何が正解やねん！
　 いちゃいちゃして何が悪い！
　 彼女やねんで！」

青「“元”な、図々しい」

橙「〜〜〜！うるさい！
　 こんときは彼女やんけ！

　 見てみぃ！めっちゃ美人やんけ！」

黄「それを本人に言えやw俺に言うてどないすんねんw」

青「せや、淳太って照史の事大好きなんやろ？ww」

黄「…なんの話や」

青「姉ちゃんが言うてたで？」






『淳太くんがね、照史の事大好きって言ってたよ』

『 『大っっっっ好きやで！最高の相方や！』って』





………酔っ払った時？
ネズミのホテルか？

やばい、地味に覚えてへん

まぁ酔っ払ってるし
適当に流れに乗っとくか





黄「流星も好きやで」

青「キモ」

橙「俺も流星好きやでぇ〜♪」

青「キモチワル。俺は姉ちゃんが好きや」

黄「黙れ」
橙「黙れ」

青「こっわ！！お前らのちゃうやろ！」

橙「お前のでもないからな！」





Aの話題が出ている状態で
この空気感は本当に久しぶり

彼女の事で言い合いする２人も
本当に久しぶり





俺達は浮かれていた





2人が話すことが出来て

アイツが伝えたい事が伝えられて
して欲しい事をしてもらえて





気がかりだった事が
全部解決したような気持ちやった





期限や状態を忘れたわけではない

でも

今までも何度も延長されてきたし
危機を乗り越えてきた





病室に行けばまた会えると

どこか当たり前のように思っていた





あれだけ色々不安やったはずやのに
楽しい気持ちで全部が霞んでいる





笑ってAの話をする照史が

嬉しくて
楽しくて




そう、完全に浮かれていた




翌日は全員早いから

23時頃には解散




流星も照史も
明日から数日は忙しくて
病院行く事は出来ないと
ぼやいていた





俺は

明日の昼過ぎの仕事が
予定通り終われば
夕方2時間程時間がある





行けるとええな




適度に酔っ払って
ふわふわしてる

楽しい気持ちのまま
ベッドに向かったのはてっぺん前





枕元にあるあのぬいぐるみに
「おやすみ」って言う声も
弾んでいて１人で笑う





おやすみ

楽しい夢見てるとええな





Aの笑顔を思い出しながら

幸せな気持ちで眠りについた

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