9話 ページ10
まふまふ「…そらるさん、ちょっと相談が…。」
えっやだこわい！！なんかヒソヒソ話してる！！てか相方に耳打ちする私の推し可愛すぎ！？！？
そらる「お前…まぁお前がいいならいいけどさ…。俺は引っ越すべきだと思うよ。」
話が固まったようで2人がこちらを向く。まって顔がいい。
まふまふ「あの、Aさん。」
A「はいっ！？」
推しの口から紡がれる私の苗字。え？私ほんとに前世で世界救ってない？？？
まふまふ「Aさんさえ良ければまだここに住んでいようと思うんですけど、大丈夫ですか？」
A「え、えええええ？！いや、えええ？？？」
私さえ良ければって、いやこちらこそすぎるんだけど！！！
A「私は全然大丈夫ですけど…というかこちらそ大丈夫なんですか？私あなたたちのリスナーですよ？」
掲示板でめっちゃ叩かれたりしない？？怖すぎるんだけど？？
まふまふ「でもAさん、誠実そうですし、そもそも住所バラされる所以もないですし、そんな度胸なさそうですし。僕は本当に大丈夫です。」
さらっと辛辣すぎる。そんな度胸なさそうて。
A「じ、じゃあ、まだお隣さん続けてもいいんですか？」
まふまふ「うん。よろしくお願いしますね、Aさん。」
A「は、はい！よろしくお願いします！！」
そらる「まぁ本人がそう言ってるから、こいつの面倒見てやってよ。」
ひぇっお世話係…ってコト？！
まふまふ「ちょっ！逆じゃないですか！？相手高校生ですよ！！こっちが面倒見ますから！！！何かあったらいつでも呼んでくださいね。」
ひぇっお世話される係…ってコト？！？！
A「な、何もないように頑張ります…。」
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作者名：ベーコン | 作成日時：2024年3月10日 13時
