推しがお隣さんだった時のシミュレーションをしておこうと思う【mfmf】 (ページ5)

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4話ページ5

同時刻頃

まふまふ「なんで外出ちゃったんだろ...」

僕は近所のコンビニまで行く道を歩いていた。
いや、ちょっとカップ麺買うだけだし、ちょっとは動いた方がいいかなって...。まぁ無闇矢鱈に出歩いてる訳じゃないけど。活動のこともあるし。

...そういえば、お隣に引っ越してきた人。すっごい若かったなー。高校生？ぐらいの歳の子だった気がする。その歳で一人暮らしなんで、僕だったら絶対できないや。

というかあの子、どこかで見たことあるような...？

って、噂をすれば、例の...そうだ、Aさんだ。
制服着てるし、やっぱり高校生だったんだな。

A「...あ」

じーっと見てたら目が合っちゃった。気づいたAさんはぺこりと頭を下げたから、こっちも頭を下げた。礼儀の正しい子だなー、とすれ違った後も見ていたらまたしても目が合ってしまった。

...あ、固まった。
不審者かと思われたかな...？と思ってる間にもう一度ぺこりと頭を下げて走り去ってしまった。

...やっぱり不審者かと思われたかもしれない。

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学校から無事(無事？)家に帰ってきた私は次なる作戦会議、もといシミュレーション、もとい妄想をしていた。

ズバリ、「もし歌い手の方と同じエレベーターに乗ってしまったら」だ！

推しバレ回避作戦のために、シミュレーションしておこう。

まず歌い手さんがエレベーターに既に乗っていた場合。
これは「１回見送る」が多分正しいパターン。

乗ってるエレベーターに歌い手さんが乗り込んできた場合は、まずイヤホンを外す！音漏れしてたらこわいもんね！！もちろん聞いてるのはまふまふさんの歌ってみただよ！！
次にスマホは見ない！！壁紙は推しに設定してるもんね！！！そしてジロジロ見ない！！！で、エレベーターは先に降りる！！ついて行ってると思われたくないからね！！！
よし、これで大丈夫だろう！！！まぁ私が帰ってくる時間に鉢合わせするなんてそんなことはないと思うけどね！ガハハ！