2話 ページ3
東京に着いてから乗り換えをして、これから住む自宅に到着。
散々シミュレーション(妄想)をしたから全然退屈だとかは思わなかった。
荷物の搬入は明日だから、今日のうちにお隣さんに挨拶回りしようかな。
さて、ここで、推しがお隣さんだった時。
私は至って平常心でないといけない。間違っても「まふまふさん」とか呼んでは行けない。分かったか、私。平常心、平常心...。
と、玄関を出てお隣さんの表札を見上げると「相川」という苗字が視界に入る。
...うーん、ネットで出回ってるまふまふさんの本名と言われている苗字だな。まぁ相川なんてそうそう珍しい苗字じゃないし、インターネットを信じ込みすぎても良くない。
チャイムを鳴らし、返事が来るのを待つ。
「はーい、」
...まって、
A「あ、隣に引っ越してきた者です。ご挨拶に来ました。」
「...今出ます」
...まって、まって、まって
私が推しの声を聞き間違えるはずがない。
いや、でも、そんな訳...
ドアが開く。まって心の準備がっ
姿が見えた
A「まっ...！？あ、あの、こんにちは。お騒がせしますが、隣に引っ越してきた、Aです。あの、これ良かったら使ってください。分からないことだらけでご迷惑をおかけする事もあるかもしれませんが、これからよろしくお願いします。」
「あ、はい。相川です。自分も騒がしくなる時もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。」
A「はい、では失礼します。」
ドアが閉まる。
自室の部屋に戻る。
A「...！！！！！？？？？！？！？」
...え、まって、
ガチでお隣さん推しじゃん！？！？
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作者名：ベーコン | 作成日時：2024年3月10日 13時
