貴方には興味ない！！！ (ページ15)

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興味１４ページ15

やりたいこと一つ目。俺と星を見ることだ。それも、二人で。今更、恥ずかしいんだ。旅行気分。
午前１０時。待ち合わせ場所の駅前。
「速く着きすぎた」
「ゴメン！遅れた！！！」
「おそっ...A―――。？！。A？」
あまりにも可愛いくて、目のやり場に困った。
白のワンピースにヒール。あまりにも、可愛い過ぎた。
「環、この服気に入らない？」
「いや、その...可愛い」
「ありがとう」
彼女は、笑顔で俺の顔を見た。やはり、君のことが好き。
「環、行こう！」
「うん」
真夏の太陽が照りつける今日、貴女に問いかけたい。
「(俺の心...。気づいてくれますように)」
心から、願っていた。綺麗な世界と二人で創りたい。

―――とある町―――
「ここだ～！ほら、隣に座って」
「あんがと」
「どういたしまして」
電車を乗り継ぎ約１時間後―――。ホテルの屋上から、星を観察出来るスペースがあり現在に至る。
「一つの部屋しか...。環、我慢出来る？」
「まず、星見たい」
「はいはい、分かったから！」
「うっす」
月の光で照りつけるAの横顔が狭い視界と部屋で過ごす。
「組み立て、出来た～。たま...」
「ゴメン、A。やっぱり、好きだわ」
「なっ...」
―――チュッ―――
二人きりの世界と思った。けど、違った。
「ぷはっ、環。いきなり、何？」
「ゴメン、我慢出来なかった」
「...」

―――嗚呼、神様。女神様。この事が事実なら、いいかな―――