ゲーム？(青×赤) (ページ7)

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赤side

どうしようどうしようどうしよう

ただ今、僕重岡大毅は、クラスの女子たちに質問攻めにあっています。

女1「なぁ、しげちゃん！！藤井くんと仲良かったん！？」
女2「しげ！私の事藤井くんに紹介して！！！」

とまぁ、こんな風に。

赤「いや、待って！！俺もさっき友達になったばっかやねんて！！」

女3「でも、友達になったんやろ！？今度紹介してやー！！お願い！しげちゃん！！」

赤「わ、わかった！また今度な！！」

俺がそう言うと、満足したかのように女子達は、俺の周りから離れていった。

ふぅー･･･疲れた･･･。
って、ちゃうちゃうちゃう！！

色々いきなりすぎて、しげちゃんパニックなんやけど！！！

普通に休み時間を過ごしてたら、教室が女子達の声でザワっとして、なにかなーって顔を上げたら、目の前に学年で1、2位を争うくらいイケメンって言われている藤井流星が立っていた。

そんで、俺と友達になりたいって言ってきて･･･

いやいやいや、なんで！？
え、ほんまになんで！？？

なんて、もんもんと考えてたら、肩をポンって叩かれた。

緑「しーげ！！すごかったなー！」

赤「か、か、神ちゃぁぁぁぁーーーん！！！！」

俺は、神ちゃんこと俺の幼なじみで、歌もダンスも出来て、料理も上手くて、世話上手な、大親友の神山智洋に抱きついた。

神ちゃんは、俺を抱きとめながらニヤニヤした顔で、俺を見てきた。

緑「良かったやん！あの藤井流星くんと友達になれて♡」

神ちゃんの言葉に、俺の顔は一瞬にして真っ赤になってしまった。

そうなんです。もうお気づきかもしれませんが、俺は約1年前から藤井流星くんに片思いをしてます。