【∞】腐の塊【鯨人】 (ページ16)

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自己満バレンタインページ16

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橙赤

「すーばーるーくん！」

「なんや」

「2/14は聖なる二人が愛し合う日…そう、バレンタインデー！」

「…」

「俺になんか渡したいもんとかない？」

「ない」

「あー。なんか甘いもん食べたくなってきたなぁ」

「…」

「……」

「…」

「…すばるくん」

「…」

「………チョコください」

「始めっからそう言えやアホ」

頬を赤く染めたあの子が渡したのは、不器用ながらも一生懸命作った妙子型のチョコレート

黒紫

「あ、見て、雪降っとる」

「おーやからこんなに寒いんか」

「…はしゃがへんの、よこ」

「この歳ではしゃいでも。…まるとかがおったらそうなるけどな」

「ふぅん」

「…っあ、ちゃうねん。ひなとおっても楽しないとか、そんなんちゃうねん。あの、」

「ふふ、わかっとるわ」

「…一緒におって、楽しいより、落ち着く、から、」

「あーあー。わかったから。な？」

「おん」

「これでも食べとき」

「…これ、」

「ちゃーんと作ったったで」

紫のマフラーを巻いたあの子が渡したのは、少し大雑把な形をした甘いトリュフ

緑青

「大倉！」

「ん？」

「チョコ欲しい？」

「あー。バレンタインか」

「欲しい？」

「……いや、仕事場行って結構貰ってきたし、ええわ」

「…チョコ、欲しい？」

「ほら見てこのチョコレート。形も綺麗で可愛いし、おいしそう。こっちもええ感じよなぁ」

「……おおくら」

「あ、おいしいわ、これ」

「………」

「……あぁあ、泣かんといてヤス。いじめすぎたな。で、なに、ヤスもくれるん？」

「…ふぇ、…おぉ、くら…っに、つくっ……」

「作ってくれたん？すごいなぁ」

「っでも…、形、変やし、…」

「んふふ。俺はヤスがくれるんやったら、毒がはいっとっても食べるで」

「ほんま…？……じゃあ、…これ」

大きな青い袋を手に持っているあの子が渡したのは、綺麗で可愛くて、とてもおいしそうなチョコケーキ

とりあえず自己満で書いたバレンタインデーです！

ﾘｸたまってるのにごめんなさい、、

脂肪とともに消化できたらいいのに。

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