梶さんには好かれていないようです (ページ3)

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下野 side

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僕の友達には
厄介な子が1人…
今日だって、ほら。

浦「……っ、はぁ!!」

「下野さん逃げきれましたねっ」

スタジオへと入る僕と梶くん。
危ない危ない。
もう少し僕らが遅かったら、
きっとこのスタジオはアフレコ中だった。

梶くん……。
今度はアフレコ中かもしれないから、
無闇に入るのはもうやめてくれ！

神「……なにしてんの二人で。」

小「……どういう状況？」

神谷さんと小野さんだ。
僕らと同じペアになってる2人笑
まぁ……検討はつくけど。

梶「……っはぁぁあ！」

「なんなのあれ、反則!!」

……始まったよ。

梶「まじ俺に近づいたらAちゃん汚れてしまうから本当にやめてほしい！それに緊張してアフレコどころじゃなくなるし！
あーもう朝から天使かよほんとによ、白いよ、オーラが白い！」

オーラが白いってなに笑
簡単に汚れないって

梶「しかも俺の台本拾おうとするとかなに優しさの塊？いや知ってたけど俺の台本に触るのはダメだ！ Aちゃんが汚れてしまう！それに中は……
Aちゃんの写真が入ってるなんて言えない！」

だから汚れねーって
写真フォルダきもいかよ

ほんと……

この人は不器用なんだから。

正直になれよ！

なんだかんだで
梶くんはAちゃんを
世界で一番可愛がっています。