____す_____________ ページ19
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亜「さっきはどうも」
「もう、茶化さないで」
亜「見せ付けられちゃったなー(笑)」
「だからやめてってば」
次にやって来た亜嵐にも、しっかりと茶化されるA。
ちなみに裕太は今日も、その隣に椅子を持ってきて座っている。
亜「いやー、裕太くんがあそこまでするなんてねー」
裕「しゃーないやろ」
3日も出張に行くのが悪い、と子供のような裕太に、Aは呆れが止まらないらしい。
「だからってここでしなくていいじゃん。みんないるのに」
裕「やっぱり怒ってるやん」
「怒ってはないって」
亜「まぁまぁ、喧嘩しないの」
「「してない!あ...」」
しっかりハモった2人を見て、亜嵐はさらに可笑しそうに笑う。
亜「仲良さそうで何より(笑)」
「亜嵐くん本当にやめて?」
亜「ごめんって(笑)」
あー俺も彼女に会いたいなー、と亜嵐。
Aと裕太が付き合ってから女性の気配がなかった亜嵐だったが、つい最近やっといい人が見つかったらしい。
裕「自分だって仲良くやってるやん」
亜「まぁねー」
そう言いながら、早速今夜会う約束を取り付けようと携帯を触っている。
「亜嵐くんも結構ベタ惚れだよね」
亜「それは裕太くん“も”Aちゃんにベタ惚れって思ってるってことでいい?」
「もう!」
やめてよ、と苛立ちながら亜嵐のヘアセットを始める。
裕「へー、そんな風に思ってたん」
少しつまらなさそうにAの表情を伺ってくる裕太に、Aはかなり動揺している様子。
「そんなに自惚れてないよ、バカ」
裕「バカって言う方がバカって幼稚園で習ったやろ?」
「残念、私は保育園出身です!」
そう言ったAの手元は、今にもヘアアイロンを落としそうな程もたついている。
亜「落とさないでくださいよ、Aさん(笑)」
昔龍友に茶化されてヘアアイロンを落としたことを知っている亜嵐は、悪ガキのような表情でAに言った。
「...気をつけます」
Aがそう言えば、結託した表情で見つめ合う裕太と亜嵐。
こうして見事に全員から茶化されながら、無事セットを終えた。
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裕「Aちゃん、帰ろ」
だいぶ日が短くなってきて、午後6時だというのに辺りはすでに真っ暗。
2人はタクシーに乗り込んで、いつものように最寄駅に向かう。
「荷物多いから家の前でもよかったのに」
裕「久しぶりに歩きたかってん」
俺持つし、と裕太。
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べてぃ。(プロフ) - aggyさん» ありがとうございます!ほのぼのした感じが伝わって嬉しいです(^^)今後とも、よろしくお願いします! (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - BBZ-rarayupiさん» 返信遅くなりました。そう行ってくださると嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします。 (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。ほのぼのてした感じで、可愛いカッコいい裕太くん最高でした!めっちゃきゅんきゅんしました〜! (2020年1月20日 22時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - もう、きゅんきゅんしすぎてじあわぜ〜です笑 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - こことさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです(^^) (2019年12月20日 3時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べてぃ。 | 作成日時:2019年11月6日 0時