____が_______は____ ページ37
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「残りたいよ、そりゃ。だからこそ人員を増やしてもらいたいって、上司に相談しに行ったんだもん」
裕「人事異動があるかもってなって、それちゃんと言った?」
「言える雰囲気じゃなくて言えてない...けど、もしそうなったら、少し寂しいけど...それはそれで私のスキルアップにも繋がるしって、思ってる」
裕「Aちゃんがしたいようにしたらいいと思うけど、俺はまだ今はAちゃんにジェネのチームにおってほしい」
裕太はAを体から離し、目を合わせて頬に手を添えた。
裕「Aちゃん来てから、楽屋の雰囲気も変わってん。前の人が悪かったわけちゃうけど、Aちゃんはジェネの雰囲気に合ってるんやと思う。それに今は俺の彼女になってくれて、Aちゃんが現場にいるだけでいつもより頑張れんねん。大事な仕事がどんどん決まって、毎日忙しいからこそ、今は側にいてほしい...」
いつもは口下手なくせに、こういう時はしっかりと目を見て自分の気持ちを告げる裕太に、Aは圧倒されてしまった。
「裕太...」
再び目をウルウルとさせるので、裕太は自分が泣かせてしまったとあたふたする。
裕「え、ごめん、ちょ...え、泣かんとって」
俺あかんこと言ったかな、と慌てて親指で涙を拭う。
「違う...」
そう言って裕太にギュッと抱きつく。
「好きだよ、裕太。私裕太の彼女になれて、本当によかった」
Aがそう言うと、裕太もギュッと抱きしめる。
裕「俺やって、Aちゃんのことめっちゃ好き。ずっと一緒にいたい。たまに喧嘩もあるけど...それでも側にいてほしい」
「ん...私も」
裕「俺が支えてやるとか、幸せにするとか、そんなかっこいいこと言えへんけど...俺はAちゃんに支えてて欲しいねん。俺も支えたい。やから...ほんまに今回のことはごめんなさい」
裕太がもう一度謝れば、Aはもういいよ、と裕太の胸元に頬をすり寄せる。
裕「あー...あかん」
「ん?」
裕「2日ぶりにAちゃんに触れた」
「何それ(笑)」
変なの、と笑いながら体を離す。
視線が重なると、そっと裕太の唇が触れる。
裕「めっちゃ好き...」
「ん...私も」
裕「仕事何時から?」
「今日は昼から涼太くんの現場だけど...」
裕「じゃあまだ時間あるな」
「ん、そうだね」
朝ご飯食べに行こうか、と裕太から離れようとするが、しっかりと腕の中に収まったまま。
「裕太?」
至近距離で見つめ合う2人。
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____あ_____________→←____機_______に____
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べてぃ。(プロフ) - aggyさん» ありがとうございます!ほのぼのした感じが伝わって嬉しいです(^^)今後とも、よろしくお願いします! (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - BBZ-rarayupiさん» 返信遅くなりました。そう行ってくださると嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします。 (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。ほのぼのてした感じで、可愛いカッコいい裕太くん最高でした!めっちゃきゅんきゅんしました〜! (2020年1月20日 22時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - もう、きゅんきゅんしすぎてじあわぜ〜です笑 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - こことさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです(^^) (2019年12月20日 3時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べてぃ。 | 作成日時:2019年11月6日 0時