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玲「やけに素直っすね」
「ごめん...モヤモヤしちゃって」
玲「裕太くんにもそうやって素直になればいいのに」
「ん...そうだよね」
情けない、とA。
玲「恋ってそんなもんじゃないっすか？うまくいかないから面白いんじゃん」
そう言って、ちょうどセットが終わった玲於は去っていった。
この日からしばらく、裕太はAを避けるようになった。
一緒に帰ることもなくなって、連絡も来ることはなかった。
ギクシャクしているこの感じをどうにかしたいが、Aはなかなか抜け出せずにいた。
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龍「美人が台無しやなー」
結局何も解決できずに一ヶ月という月日が流れてしまった。
目を合わせることもなくなって、メイク中の会話もほとんどなくなっていた。
「またそんな調子のいいことを」
龍「最近きついなー(笑)」
そう言っておどける龍友に、Aは苛立ちすら覚えた。
龍「そんな怖い顔しない！ほんまに美人が台無しやで」
「龍友くんが変なことばっか言うからでしょ」
ほら始めるよ、とAは道具を手に持つ。
龍「裕太くんも」
「え？」
龍「相当苛立ってるで」
見てみ、と鏡ごしに言われて見てみると、裕太と目が合ってすぐに逸らされた。
龍「あれで結構気にしてるで。俺にもヤキモチ妬くし(笑)」
「でも、もう全然口聞いてないんで」
龍「裕太くん意地張ってんねん。何があって、あんな風になったか知らへんけど」
「私もわかんないよ」
龍「なんか思い当たることない？」
「あったとしても、もう一ヶ月以上あんな態度取ることないでしょ」
龍「おーおー、怒ってんなー(笑)」
「怒るよ、そりゃ」
最初こそ何かしただろうか、何かあったんだろうかと心配していたAだったが、あまりにも長く続くと苛立ちの方が勝ってしまっていた。
龍「それを裕太くんに言えへんの？彼氏じゃないくせに勝手に怒りやがって！とかさ」
「そ、そこまで思ってないよ！」
龍「まぁまぁ(笑)それでも思ってることは言ったがいいで？ずっとそんなしかめっ面してたって、Aちゃんには似合わへんよ、ほんまに」
「ん...ありがとう」
龍「じゃ、次裕太くん呼んできまっせー」
そう言って龍友は行ってしまった。
裕「よろしく」
「ん、よろしく」
相変わらず気まずいまま裕太のメイクをする。
「マイロちゃんとアルビーちゃん」
裕「え？」
「元気にしてる？」
裕「ん...元気やけど」
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べてぃ。(プロフ) - 龍さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです(^^)私自身いつも裕太くんに母性をくすぐられてるので（笑）これからもよろしくお願いします。 (2019年9月22日 16時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
龍 - べてぃ。さんの書く裕太くんがめっちゃ可愛すぎます！！癒されましたぁ！これからもがんばってください！ (2019年9月22日 14時) (レス) id: 39b806bb30 (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - hasamiさん» 私がどれだけ裕太くんに母性をくすぐられてるかが出ちゃってますね（笑）そう言っていただけて嬉しいです(^^)引き続きよろしくお願いします！ (2019年9月17日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
hasami(プロフ) - べてぃさんが描く裕太くんが、ちょっとだけ子供なところが堪りません（笑）可愛いです（笑）今回もとても面白かったです！ (2019年9月17日 22時) (レス) id: 88809e26ca (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます。途中少ししつこいかな？と思ったりもしましたが、そう言って頂けて嬉しいです(^^)これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年9月17日 1時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年9月13日 23時
