52.俺とお前のロードジョーカー ページ6
[スカイジョーカー]
ジョーカーside
ごごごごご……!
その音で俺は起きた。
ジョ「何事だハチ!」
あわててリビングに来たものの、ハチの姿がない。
ジョ「おーい、ハチ?どこだ?」
ごごごごご……!
ジョ「おいどうなったんだよ…。てかうっせえ!」
仕方なく、俺は音のする方へ向かう。
ここは、車庫?
ガラッと扉を開ける。
ジョ「おい、何の音だよ!」
そこには、ハチとクラブがいた。
しかもクラブは町工場の人みたいな格好をしている。
ジョ「何してんだよ!」
クラブが鉄のマスクを外す。
クラブ「改造だけど?」
それが何?っていう顔すんな!
ジョ「何でだよ!」
ハチ「ほら〜、ジョーカーさん。クイーンさん助けに行く時、おいらクラブさんの膝の上だったすよね。それだとクラブさん、迷惑かな〜って。」
俺のロードジョーカーは二人乗りだ。
だから、ハチはクラブの膝の上だったんだよな…。
クラブ「で、四人乗りにしようって。」
俺は作りかけのロードジョーカーを見る。
トランクだった部分が座席になっている。
ジョ「おい、荷物どうすんだよ。」
勝手に改造するからだ。
クラブ「ふふふ…。安心しろ。ジョーカー。」
え?嘘だろ…。
クラブ「トランクモードオン!」
クラブが、手に持った車のキーのボタンを押す。
ウィ〜ン。
ジョ「すっげ…。」
流石クラブ。こんなことも出来るのか…。
座席を180度回転させて、トランクにするなんて…。
クラブ「トランクモードだと、二人乗りになっちまうけどな。」
さっきの音はこれを作る音か…。
クラブ「俺が乗る時は、後ろに置いていいから(笑)」
いや、全然問題ないよ。
クラブ「ごめんな、勝手に改造して。ん?ジョーカー?おーい!」
ジョ「お前天才だよ!カッコいいよ!これ!やっぱ俺、お前を助けて良かったよ!」
クラブ「おい、ジョーカー、やめろ!」
気付いたら俺はクラブに抱きついていた。
すぐ離したが。
ハチ「助けた?ジョーカーさんが?」
ジョ「まあな。」
ハチ「おいら、その話聞きたいっす!」
クラブ「いやー、ごめんなハチ。なんか作者が『その話はもうちょっと待って』って。」
作者「ごめん!そして読者さんもすみません!」
ハチ「分かったっす。おいら待つっす。」
ジョ「よし。二人とも!この車で次のお宝盗みに行くぞ!」
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ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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