85.起動 ページ47
［サフラン王国 王宮］
《クラブ(a) side》
俺がチカラを使い機械のある方へ移動すると、機械の方へ走るジョーカーが目の前に。
クラブ(a)「ジョーカー！みんなを見かけた？」
あえての挨拶。あくまでフリをする。
ジョ「おっ、クラブ。見てないけど、はぐれたのか？」
振り向いたジョーカーは思った通りの反応だ。
クラブ(a)「ああ…困ったなあ、みんな分かるかな…。で、ジョーカーは？ハチたちと一緒じゃ無いのか？」
なんだか、『Ｊ』のバッジの部分あたりも汚れてるし、
ジョ「それがな…」
機械の方へと向かいながら俺がいなくなってからのことを話すジョーカー。
そこで俺は将軍が色々としでかしたことを知った。
妙な演技力があるんだよなぁクローバーのメンバー。(シャドウ以外)
そんなこんなで機械のある大広間に着いた。
中ではバジル将軍が二つのお宝を機械にセットしていた。
俺達はこっそりと入るタイミングを見計らう。
起動すると、縄で縛られている姫とハチ、将軍の乗っていた台座が上がる。
そして、沢山の液晶画面からラグナロクの光が映し出された。
二つのお宝は月の光がよく当たる場所にセットされた。
将軍(偽)「さあ、パスワードよ。姿を現せ！」
月の光が二つのお宝に当たり、パスワードが現れる。
将軍(偽)「１１７１１…これがラグナロクの光のパスワードか。」
パプ「止めて！」
ここまで想定内だったが、姫の乱入。
どうやらジョーカーのカードを拾ってたんだな。
将軍(偽)「余計なまねをするな！」
すぐさま将軍が姫を抱え込む。
将軍(偽)「飾り物の人形らしく黙って見てれば良いんだよ」
パプ「飾りもんなんかじゃ無い！私も、他の人たちも、当たり前に生きたいと思っている人間よ！！この国は絶対に壊させないわ！！」
クラブ(a)「めっちゃ良いこと言ったな…」
ジョ「国思いの良いお姫さんだな。」
小声で会話する。
将軍(偽)「ﾌｯ、くだらんな…さあ、ラグナロクの光動き出せ！」
画面の一つが徐々に光るラグナロクの光を映している。
クラブ(a)「なあ、ジョーカー。間違って起動したりしないよな…。」
ジョ「そんな訳あるかよ。」
さすがジョーカーだな。
やはりパスワードは間違っていたようで、さっきまでの光は急に消えてしまった。
クラブ(a)「これ、どのタイミングで出るんだ？」
ジョ「今だな。」
クラブ(a)「え、ちょ…」
いっつも急なんだからなぁ…
ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (
レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - めっちゃ面白いです！読んでてドキドキしました！！更新応援します！！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます！ (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました！これからも頑張ってください！ (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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