78.ラグナロクの光 ページ40
[サフラン王国 ケバブ屋 二階]
クラブ(a) side
クラブ(a)「なあ姫、バジルの言っていたラグナロクの光って、一体何なんだ?」
パプ「…あれは」
バンッ!!
急にドアが開く。
ジョ「ぎゃ〜〜〜〜!!」
ジョーカーが突然入ってきた。
パプ「何ですか!ノックもせずに失礼な!!」
ジョ「ネコいや!ネ、ネコとって!!!」
あちゃー、かっこわるー。
クラブ(a)「もう、全く〜。」
ジョーカーの足にくっついている猫を取る。
パプ「やっぱ、いい人ですね。」
ジョーカーの信用度アップ。良かったな。
クラブ(a)「そうだ、ジョーカーもラグナロクの光について聞きたくないか?」
ジョ「ああ、もちろんだ。」
ゆっくりと姫は説明し始めた。
パプ「私の持つレッド・サンと将軍の持つブルー・スターには科学者によってパスワードが刻まれました。」
パスワード…。
パプ「二つのパスワードでラグナロクの光を起動する事が出来るのです。」
起動って事は、なにか機械にセットするのだろうか。
パプ「その、ラグナロクの光は膨大な太陽エネルギーを一点に集めることで、町一つを消し去るほどの破壊力を持つ衛星レーザー兵器です。」
ジョ「なるほど。そのレーザー兵器ラグナロクの光をバジルってやつが狙ってるって事か。」
クラブ(a)「何でそんなものを作ったんだろうな。」
パプ「レーザーの有効範囲は地球上のおよそ95パーセント。使い方次第で世界を支配することも、滅ぼすことも可能です…。」
普通に凄い機械なんだな。
てかそんなこと、普通の兵器にできるか?
もしかして、科学者は魔水晶と金の針でこの兵器を…?
だとすれば…
ダッダッダッ…!
誰かが急いで階段を上ってきている。
何かあったか。
大きなノック。
パプ「はい?」
ケバブ屋「王女様!大変です!兵士達がしらみつぶしに家捜ししています。」
カーテンから外をのぞくと兵士がたくさんいた。
ここは危険だ。
ケバブ屋「ここは危ない。速く逃げないと。」
親切にケバブ屋は裏口から俺たちを逃がしてくれた。
パプ「色々とありがとうピタ。」
ケバブ屋「王女様、お気を付けて。」
おっさん、「ピタ」っていうんだな。
さて、ここからどう過ごす。
やはり、今日中には帰れないな。
それと…
ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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