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73.波乱の幕開け ページ35

[月光城 謎の間]

クラブ(a) side


クイーンから電話がかかってきたジョーカー。

俺は、その電話の内容がシャドウのことだと思いジョーカーに頼む。

クラブ(a)「ジョーカー、スピーカーに。」

ジョ「ああ。」

スピーカーにする。

ジョ「どうやら、シャドウに捕まっていたそうなんだ。」

クラブ(a)「なにっ?」

____クイーンからの電話_____


≪俺は光を塗りつぶす影、シャドウジョーカー!!≫

スマホの向こうからかすかに聞こえる声。

それは言うんだな…。

≪闇を切り裂く鮮血の雨、ブラッディ・レイン!≫

≪きゃっ!≫

爆発音とクイーンの悲鳴。

ジョ「クイーン!どうした!!」

クラブ(a)「大丈夫か!?」

スマホを手放したなこれ。

そして、また爆発音。

≪覚悟するんだな≫

≪どうして僕たちを狙った、クイーンを家から連れ出してきてまで…≫

続いてスペードの声。

やばい!これは誘ってるぞ、シャドウ!

そう伝えたいが、ばれたくはないし、時間は稼げていると思う。

ここは触れずにおこう。


≪師匠か?≫

≪君の狙いは僕らをアジトから引き離すことだな。師匠を一人にするために!≫

ジョ・クラブ(a)「なんだって?!」

≪おじいちゃんに何をする気なの?≫

と、クイーン

≪貴様らが知る必要は無い、≫

おい、シャドウ…。それ言っちゃだめだろ。

ジョ「行くぞ!!」

クラブ(a)「ああ!」

ハチ・ロコ「えっ?」

俺達はロードジョーカ−に乗り込む。

急いでアクセルを踏む。


[道中]

ハチ「何があったんすか?」

ジョ「なんだか知らねえが、師匠が危ねえ!」

クラブ(a)「ジョーカー、もうすぐ師匠の家が見えるぞ!」

立ち並ぶ木々の間に崖に立つ師匠の家が見えてきた。

ジョ「なんだあれは…?」

異変があったのはその上空。

クラブ(a)「飛行船…。」

黄色い外装になんかのピンクの花のマーク。

おそらくあそこにプロフェッサーがいる。

クラブ(a)「おい…まさか…。」

ジョ「嘘だろ…。」

飛行船の下から何か発射口みたいなものが出てきた。


…次の瞬間、黄色い光は師匠の家へと進んだ。



これが、最悪とも言える幕開けだ。





ジョ「師匠ーーーーーーーーーーーーーーー!!」




__________

『月光城の死試合』編、終了です。

パソコンに変えたんですが、やっぱ楽ですね(笑)



さて、次回からは『ラグナロクの光の下で』です。

どうぞよろしくお願いします。

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ラッキー怪盗道具

クイーンの剣


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設定タグ:怪盗ジョーカー , 二次創作   
作品ジャンル:アニメ
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sleeper | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年9月8日 23時

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