番外編 アルトとシャドウ 【昔話】 ページ21
[飛行船]
アルトside
____3時間後
はぁ…ジョーカーにこっ酷く怒られたぁ…。
ハチの気持ちはありがたいけどジョーカーを待たせるのはなぁ…。
それに、追加でプロフェッサーからブルースターを奪ってからの流れが追加報告されて色々面倒だってことがわかったし…。
アルト「はぁー。」
ということで、スカイジョーカーを抜け出して来た俺だが、シャドウは何を話したいんだ?
シャドウの部屋をノックする。
シャドウは「いいぞ」と言って俺を招き入れた。
部屋に入ると「ベットに座れ」と言われた。
シャドウは隣に座った。
シャ「アルト、昔の話なんだがいいか…。」
アルト「ああ。」
シャ「前に話した、俺たちの故郷((魔女の隠れ村))だが…ローズ以外に、もう一人魔法使いが居たんだ。」
((回想
シアン(シャドウの幼少期)side
シアン「ローズ!またいたずらして!全く…。」
ローズ「いたずらじゃないもん、立派な魔女になるための練習だもん。」
もう、また…。
シアン「あいつみたいに、ローズも人のためになる事をしたらどうだ?」
俺はあいつの方を指で指す。
白髪のストレートの短い髪の男の子、それがあいつ。
お婆さんの運んでいた暖炉用の木の枝を浮かばせて運んであげている。
ローズ「えー、そんなのつまんないじゃん。」
あいつ「そうかな?案外楽しいよ、こういうのも。」
ローズ「そうかなぁ…。」
あいつ「こんな事をしてあげられるのもあと少しだし…。」
シアン/ローズ「えっ…?どういうこと?」
すると向こうからあいつを呼ぶ声が聞こえた。
あいつは呼ばれた方向に走っていった。
シアン「どこ行くんだよ!」
俺たちもついて行く。
あいつを呼んでいたのは、あいつの母親と父親で、馬車が近くにあった。
そして、その荷台には沢山の荷物。
あいつ「…あのね、僕、引っ越すんだ。」
シアン/ローズ「えーっ!」
それは急な話で俺たちはパニックだった。
あいつ「この村に魔法使いが二人もいるのは危ないんだって。」
シアン「そんな…でも、また会えるよな!」
あいつ「うん!絶対会いに行くから。」
そして最後に写真を撮った。
その二年後…俺たちの村は襲われた。
あいつに会うこともなく…。
回想 終 ))
シャ「で、これがその写真。真ん中があいつ。」
確かに白髪のストレート。
アルト「…で、名前は?」
シャドウはさっきから「あいつ」としか呼んでいない。
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ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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