47.虹孔雀の卵 攻防戦�� ページ49
［厨房］
クラブside
ミル「どんなトリックを使ったか想像がつくわ。」
これは、まさか…！
ミル「じゃあ、アッツアツの特製クリームシチューよ。」
ジョ／クラブ「いや、嘘っ…。」
俺たちは逃げる隙もなく、助手達に両腕、両脚を抑えられてしまう。
これはヤバイ。
ミル「あら？クラブ、右手に何持ってるの？」
ヤベッ、ついアルトの時みたいに持っちゃった。
どうせ、ちからは使えないのに…。
右腕を抑えていた助手が俺の手から無理くり懐中時計を取る。
ミル「懐中時計？」
ミルフィーユに助手が懐中時計を渡す。
クラブ「返せ！俺のだぞ！」
いくら、ちからが使えないからって、それが大切なのは変わりない。
ミル「そうね…じゃあ、ここから奪ってみなさい。」
ボチャッ。
ミルフィーユが懐中時計を鍋に落とした。
クラブ「おい、それって…。」
ミル「油よ。」
嘘だろ！せっかく俺が盗んだお宝なのに！油って…！
ぜってー許さねえ！！
ミル「茶番はおしまい。さて、食べてもらおうかしら。」
シチューの入ったスプーンを持ち、近づいてくるミルフィーユ。
このままじゃ、俺もクイーンみたいに…。
___ねえねえ！###！魔法使いは普通の人とは味覚が違うって知ってた？？___
そんな言葉が頭をよぎる。
この声はシアン…？
味覚…なら！
ミル「ボナペティ！」
んっ！
ハチside
ミルフィーユがお皿に熱そうなシチューを入れている。
あんなのを食べたらせっかく冷やした舌の感覚が元に戻っちゃうっす！
ミルフィーユがジョーカーさんとクラブさんに近づいている。
あわわわわ…！！
ミル「ボナペティ！」
ジョ「うーまーいー！」
ジョーカーさーん！
ジョーカーさんの目が出た光で周りまで明るくなり、思わず目をつぶる。
うっすらだったが、何かが動いたように見えた。
ジョ「まろやかやけどパワフルな味！まるで、肉と野菜の大運動会や！銀河の果てまで飛ばされるようやで〜！最高〜！」
こ、これは…。
ハチ「ジョーカーさん！しっかりしてくださいよ〜！」
ジョーカーさんをタンタンと触る。
ミル「おかわりあるわよ〜！」
ジョ「わぁぁぁぁ！いっただきまーす！」
これはダメっす…。
あれ？クラブさんは？
ジョーカーさんの隣にいたはずのクラブさんがいない！
その間ジョーカーさんは鍋ごとゴクゴク…と、シチューを食べている。
どうするっすか…。
_________________
続編へ！
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Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» 頑張ります！これからもよろしくお願いします。 (2019年4月5日 17時) (
レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - 頑張ってくださ〜い、であ〜ル (2019年4月4日 14時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» ありがとうございます。この作品を素晴らしいだなんて言ってくださるなんて思ってもいませんでした。これからも頑張ります！ (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - いい作品とても素晴らしいのであ〜ルこれからもガンバなのであ〜ル (2019年4月3日 13時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
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