46.虹孔雀の卵 攻防戦�� ページ48
［厨房］
クラブside
ミル「ジョーカー、ビタミンは足りてる？」
ビタミン？
ジョ「？」
ミル「レモンスラッシュ！」
ジョーカーの方にレモンのスライスが飛んでいく。
ジョ「いぃててててて！」
そして、ジョーカーの目にヒットした。
ミル「危ないから、動かない方がいいわよ。」
ジョ「目が、目が！」
クラブ「おい！それ！」
あたふたして、そこら中を触るジョーカーが煮えたぎる鍋を掴む。
ジョ「ああつううううう！」
その反動で後ろに下がり、小麦粉(液体)に滑り、小麦粉まみれに…。
クラブ「何やってんだよ。」
ハチ「大丈夫っすか？」
ミル「だから言ったのに。」
ジョーカー、手が真っ赤じゃないか。
ハチ「早く手を冷やさないと！」
冷やす、ねぇ…。
確か厨房って冷凍室ってあるよな。
俺は冷凍室らしき扉を見つけた。
クラブ「ハチ！こっちだ！」
ハチ「あっ、はい！ ジョーカーさん、こっちこっち！」
俺たちは、冷凍室に入った。
［厨房 冷凍室］
ハチが取手につっかえ棒を入れる。
ハチ／クラブ「ふぅ〜。」
ジョーカーも、氷のボックスみたいなところで手を冷やしている。
さて、どうしようか…。
ミルフィーユの助手「開けろー！虹孔雀の卵を返せー！」
ジョ「くっそー。あいつら食べ物を粗末にしやがって…。」
ハチ「このままじゃ、卵も凍っちゃうっすよ〜。」
俺たちも凍っちゃいそうだ。
凍る…。氷…！
ジョ／クラブ「そうだ！」
氷…。これなら…！
俺たちは冷凍室を出た。
ミル「私の料理の匂いに誘われて出てきたの？」
クラブ「いいや。あんたが作った料理なんて、」
ジョ「ﾀﾋんでもうまいなんて言うもんか！」
ミル「なんですって？」
ミルフィーユが子牛のサイコロステーキの刺さった二本のフォークを持つ。
ミル「だったら食べてみなさい。ボナペティ！」
俺たちの口にそれを入れてきた。
モグモグ…………。
ジョ「全然大したことないね。」
クラブ「普通かな。」
ミル「なんですってぇ！」
ジョ「残念だけど、俺たちの口には合わないみたいだなぁ。」
調子にのるなよー。熱いの食べたら終わりなんだからなー。
俺たちは、冷凍室にあった氷を口に含んだ。
舌は温度で味の感じ方が変わるから、ずっと舌を冷やしたんだ。
ミル「どんなトリックを使ったか想像がつくわ。」
ミルフィーユが明らかにグツグツ煮立つ鍋をかき混ぜている。
これは、まさか…！
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Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» 頑張ります！これからもよろしくお願いします。 (2019年4月5日 17時) (
レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - 頑張ってくださ〜い、であ〜ル (2019年4月4日 14時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» ありがとうございます。この作品を素晴らしいだなんて言ってくださるなんて思ってもいませんでした。これからも頑張ります！ (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - いい作品とても素晴らしいのであ〜ルこれからもガンバなのであ〜ル (2019年4月3日 13時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
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