時を操る魔法使い【怪盗ジョーカー】

19.二つはやがて仲良くなる ページ21

［スカイジョーカー］

クラブside

ハチ「どういうことっすか？何で平気だったんすか？」

ジョ「やっぱ、ハチには無理か…。」

ハチ「悔しいけど、わからないっす。」

クラブ「99号の何でも溶かす液体の正体は胃の消化液なんだ。」

ジョ「そして、胃の消化液は酸性。つまり、アルカリ性の物と混ざると、」

ハチ「中和される！」

クラブ「だからジョーカー(ジャック)たちはココナッツを服や、髪に仕込んでおいた訳だ。」

ハチ「ジョーカーさん、凄いっす！」

ジョ「へへッ。」

あ、照れてる(笑笑)

ジョ「そして、俺たちは先に仕掛けたトラップでしっぽを切って、倒したって訳だ。」

あちゃ〜。ハチの目が輝いている。

クラブ「でもな、そのあとジャック達が寝ちゃって大変だったんだぜ。」

ジョ「わりーわりー。」

ハチ「やっぱ、ジョーカーさんは昔からジョーカーさんっすね。(笑)」

にしても、ロコとジャックのコンビは良かったな。

ハチ「あっ！天気予報！」

とハチが時計を見て、テレビをつけた。

すると、

D.Jピーコック(以下D.J)「大ニュースです！現場の防犯カメラから、なんと、ダイヤを盗んだのは犬！怪盗犬だったんです！」

三人「あ、ロコ。／ロコさん。」


♪プルルルル。→電話の音

クラブ「あ、俺のだ。」

画面には『C』と映っている。

クラブ「はい。」

C「今すぐ来い。ミッションだ。」

ブチッ。

クラブ「はい？」

ジョ「どうした？」

クラブ「…。急用ができた！じゃあまたね！」

ジョ「ちょ、クラブ！」

俺は急いでスカイジョーカーから飛び降りると、バルーンガムで潜水艦に向かった。


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作者談

ロコとの出会い、良いですな。


懐中時計を返してもらったA。

『？』とは一体…？


次回は「激突！闇の忍者軍団」です！

《予告》

プロフェッサーから
『忍者の守る城から宝を盗んでこい』
と言われたアルト〔A〕。

しかし、“あること”をひょんなことから頼まれてしまい…

果たして、アルトはどのように城に潜入するのか。


なんか調子にのってスミマセン…。

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