15.作戦にはAとBを ページ17
[港]
Aside
K「さあ、作戦を考えよう。」
J「よぉし。まずは俺の新技ストレートフラッシュでやつの目を眩ましてやるぜ。」
ジャック、練習してたもんなー。
めっちゃ失敗してたけど…
K「で、そのあとは?」
J「え、…そのあとは…」
考えてから言えよ!
K「ロコ、彼の弱点は何?」
ロコ「はい。彼の弱点は、しっぽです!」
A「なら、その後、俺たちでしっぽを斬ればいいんじゃない?」
みんながうなずく。
A「作戦開始だ!」
________
相変わらず、99号がコンテナを溶かしている。
K.Q.A「おーい、こっちだぞ99号!こっこまでおいでー」
それと、クイーンがあっかんべーをお見舞いする。
99号「うまそうなガキどもだな。」
K.Q.A「えっ!」
99号「喰ってやるぞー!ウガァーーーーッ!」
K.Q.A「うわーっ!」
俺たちは近くにあったホークリフトに隠れる。
しかし、逃げると同時に出された液体によって溶かされてしまった。
K.Q.A「わ、わ、わ、」
99号「びびったか?」
もう終わり…ではない。
J「びびってねえぞ!」
99号「あ?」
ジャックの方に振り返る。
よし。作戦成功!
J「ストレート
A「あ、ジャック!」
フラッシュ!!」
手遅れだった。
ジャックは目を押さえてもがいている。
トランプの向きが逆だったのだ。
J「あ〜っ、目がぁ〜目がぁ〜。」
99号「何がしたかったんだ?お前。」
ほんとだぞ。今のところ出番無しだ。
J「後は頼む。ガクッ。」
99号が奥にいたロコに気づく。
99号「101号!なぜ人間のガキなどといるんだ。」
ロコ「99号、暴れるのはやめて!僕の話を聞いてください!関係のない人間を襲っちゃだめです!」
99号「ごちゃごちゃうるせえんだよ!てめえは!」
99号がジャックたちに迫る。
ロコ「アオーーーン!」
避けられた!
A「逃げて!」
99号がしっぽを振る。
見事にジャック達に当たり、海の方へふきとばされてしまった。
J.ロコ「うわ〜〜〜〜っ!」
ボッシャーン。
K.Q.A「ジャック!ロコ!」
思わず駆け出してしまった。
99号「えさども、そこか!」
K.Q.A「あっ!」
K「はあっ!」
キングが煙幕トランプを投げる。
K「こっちだ!」
俺たちはコンテナ迷路の方へ逃げる。
しかし、ガッシャン。とコンテナが降りてきた。
え?
見上げる俺たち。すると、クレーンの中に見たことのある“あいつ”がいた。
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Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» 頑張ります!これからもよろしくお願いします。 (2019年4月5日 17時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - 頑張ってくださ〜い、であ〜ル (2019年4月4日 14時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
Sleeper(プロフ) - ナギデビルさん» ありがとうございます。この作品を素晴らしいだなんて言ってくださるなんて思ってもいませんでした。これからも頑張ります! (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - いい作品とても素晴らしいのであ〜ルこれからもガンバなのであ〜ル (2019年4月3日 13時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
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