［petal］◎ ページ7
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菜緒 様よりリクエストいただきました。ありがとうございます。
kjab
_お付き合いしてます
(ab)
ab「3日…？」
kj「おん」
丸3日も家あける仕事ってなんだよ。康二を疑ってるわけじゃないけどさあ…
ていうか、当日じゃなくてもうちょっと前もって言ってくれればいいのに。共有されたスケジュールには、そんなこと書かれてなかった。
ab「そっか。気をつけてね」
kj「寂しくて夜電話しちゃうかもしらん」
ab「うん。わかった」
kj「出るまであとちょっとやなあ…その前に充電させて？」
ab「っん、、ちょ…」
動揺を隠すために短く返事したのに、康二は俺を簡単に抱きすくめて甘いキスを降らせてきた。
康二がいない間は俺も仕事があるし、大丈夫だと思ってた。
いや、言い聞かせていたのかもしれない。だって…
kj《…、あべちゃん？》
ab《ん？聞いてるよ》
2日目の今でさえ、既に寂しいから。
しかも電話っていつも隣で聞いてる声とはまた違うから、なんかちょっと…ね。
kj《はよ帰りたいわぁ》
ab《がんばれ》
kj《全然寂しそうやないやん！平気なん？》
ab《うん。大丈夫》
本当はそんなのウソ。その証拠に普段はあんまり飲まないお酒に手出しちゃったりして。
体は火照るし、思考もうまくはたらかなくなってきた。
kj《あべちゃん顔みして？テレビ電話にしよぉや》
ab《ん…だぁめ、》
わざわざイヤホンにしてることも、…下に手這わせてるのも、映っちゃうもん。
kj《ねむたいの？》
ab《んー、、っ、そうかも、》
声おさえられなくなってきちゃった…でも手止めたくないしなぁ。
ab《、康二ぃ、名前よんで、？》
目を瞑って、濡れていく指で康二がしてくれるように動かす。
kj《亮平、》
ab《〜〜っ♡、…ぁ、、♡》
やば…、ほんとにいっちゃった…♡康二に気づかれちゃったかな、？
ab《ゆ、ゆっくり休んでね！じゃあおやすみ！》
俺なんてこと…！って我に返っていきなり切っちゃったけど、…大丈夫だよね、うん。
対処法としてとりあえず投げキスするスタンプを送ったらすぐ既読がついて、ハートを飛ばすスタンプが返ってきた。
あと1日！そう自分に言い聞かせたけど、やっぱり寂しさは拭いきれなかった。
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作者名：微.
| 作成日時：2022年7月22日 0時
