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(ru)
そろそろ寝ようかなとベッドに入った深夜1時頃。
真っ暗な部屋でほわっと光った通知は思いがけない相手からだった。
ru「"動画が送信されました"…？」
舘さんが俺に？なんだろう。
身構えて数分経ってから開いたときには、送信が取り消されたことになってて。
ru「あれ…？ま、いっか…」
眠かったし、次会ったら聞いてみようくらいに思ってた。
それから改まって聞くとなるとちょっと緊張しちゃって、2週間くらい経過したら2人でラジオ収録の仕事があった。
ru「舘さんこの前さ、動画送ってくれた…よね？」
dt「あぁ、うん。見た？」
ru「ううん、」
dt「そっか。すぐ消しちゃったしね」
なんだ、やっぱりそうだったのか。
dt「…気になる？」
ru「え…」
dt「動画の内容」
これ、なんて答えたらいいの？正直に言っちゃっていいのかな、
ru「…、気になる、、」
dt「じゃあ、今日うちにおいで」
ru「えっ！？」
今舘さん手に持ってるのに、なんで家、？
dt「予定あった？」
ru「ない、けど…」
なんだかいつもと向けられる視線が違うような気がしたから心臓が変な音をたてて。
うまくいえないけど、艶めかしい？みたいな。
だけどそのあとの収録でサウナ入ってからきたなんて言うから、それでかと納得した。
ru「おじゃまします…」
dt「どうぞ」
親からもあっさり外泊許可が出て一旦手土産を取りに同乗していたタクシーで家に寄ってもらってからお家に入れてもらった。もちろんタクシー代は払わせてくれなかったし。てか、たかが動画のために2人きりって気まずくない…？
dt「先にお風呂入っておいで。」
ru「ありがとう、じゃあお先に…」
どうしてあんなにご機嫌なんだろう。語尾に音符でもつきそうなくらい。
考えてたらのぼせそうだし舘さんも入るだろうから早めに済ませた。
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作者名：微.
| 作成日時：2022年7月22日 0時
