［ホワイトレディ］◎ ページ22
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りゅうな 様よりリクエストいただきました。ありがとうございます。
rudt
_お付き合いしてます
(ru)
高校を卒業したとて、お兄ちゃんたちとソウイウ話をするわけでもなく。恋人にも“知りたいなら教えてあげるから、あまりネットで調べたりしないでくれたら嬉しいな”なんて言われてしまって。
でもね、この前楽屋で誰かが聞いたことないワード放ったの。“しおふき”って。
なぁにそれって聞こうとしたらタイミング悪く呼ばれちゃってさ、聞きそびれちゃったの。
気になりすぎてここ最近ご飯2杯しか食べれなかったから聞いちゃおっと。
ru「りょーたくんっ」
dt「なぁに？」
ru「しおふきってなに？」
dt「は、っあ！？」
ru「わあぁっ」
キッチンでちょうどスープの味付けをしていた涼太くんに聞いたら、持っていた塩がドバッ！とスープに消えていった。
dt「…、作り直すね」
ru「だめだよ捨てちゃ！もったいない！しょっぱくても飲めるもん」
鍋を傾けてスープを捨てようとした涼太くんをとめてさりげなく腕の中に引き入れる。
ru「それで？」
dt「なっ、だから…その、、せーえきだしてからもずっときもちいとでちゃう、みたいな…」
全部ひらがなに聞こえるんだけど気のせいかな？ごにょごにょしててかわいい。
ru「しおふきのしおもしょっぱいの？」
dt「そっ！そんなの舐めたことないからわかるわけないでしょ！！」
ru「ぶふっっ」
首より上が急速に赤くなってすっごい大声で叫ぶもんだから、笑っちゃいけないのに吹き出してしまった。
ru「じゃあ、」
dt「だめ」
ru「…まだ何も言ってないのに」
耳にくちづけをおとしてそこに気が集中してる間にそっとエプロンの紐を解く。
dt「いまはだ、め…、っ」
ru「じゃあいつならいいの？決めたほうがしづらくない？」
涼太くんが案外押しに弱いの、わかってるもんね。
パンツの上からそこを撫でると、涼太くんが小さく首を横に振った。
dt「ここじゃやだ…」
ru「そうだった」
キッチンだってこと忘れてた。
ru「じゃあ掴まって？」
まだ抵抗するかなと思ったけどすんなり腕をまわしてくれたから、寝室まではお姫様抱っこ。いつもは抱っこすら恥ずかしがっちゃうのにね。
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作者名：微.
| 作成日時：2022年7月22日 0時
