［La neige］ⅶ (ページ1)

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［餡蜜］ページ1

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kjmm

_お付き合いしてます

(mm)

今の生活になったのはいつからだっただろう。
発端は恋人のカミングアウトだ。

kj『俺な、なんでもやってあげたいねん。食事もお風呂も、何もかも』

これだけ聞いたら家事のことかと思って、いいよ、よろしく。なんて二つ返事で答えたら、康二はすごく嬉しそうに破顔して。

kj『じゃあ早速トイレから！』
mm『…は？』
kj『は？って、いいよ言うたやん』

え、何。さも当たり前かのようにとぼけた面してるけど、"何もかも"ってそういうこと…？

撤回するにももう時は遅しで。その後大して尿意もないのに手コキされて、違うものが出て笑われたっけ。

今ではしてもらうことが当たり前になってしまったから、仕事場でも一緒であれば尿意がきたら合図して、個室に籠ってするようになった。
便意も教えろって言われたときはこいつ頭おかしいって本気で思ったし、はじめは抵抗しかなくて泣いて嫌がったけど、なぜか慣れてしまうもので。1人でも勿論できるんだけど、なぜか康二に対して罪悪感が湧いてしまう。

その、、大きい方出す時は腸辺りを揉まれたり指圧マッサージみたいなことされて。羞恥で火照った顔を目の前の康二の胸にうずめると褒めてるかのように頭を撫でられる。

食事だって康二の膝の上。俺の方がデカいのにだよ？康二が作った料理をひとくちひとくち俺に運んで、合間に器用に自分の食事も済ませるの。

服を選んでるのは俺だけど、着替えさせるのは康二だし。
さすがにここまできたら介護じゃね？って思って風呂掃除や食器洗いをしたら、そんなに？と引くほど怒られて。なんだか分が悪すぎるからせめてでもととった行動だったんだけど。康二いわく、俺の肌に洗剤が触れることが許せないらしい。

長々と何が言いたいかってつまり、今やお世話されることに快感をおぼえはじめてしまったということだ。

kj「お口あーして？」

一切の抵抗もなく腿に頭を預けて、咥内を晒す。

mm「あじ変わっふぁ？」
kj「そう歯磨き粉変えたんよ」

顎をくっと閉じられて前も丁寧に磨かれたら口の端についた泡を拭われる。

口を濯いだらまた膝の上で、指が中に入ってきて点検がはじまった。

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