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iw「っん、語弊ある言い方すんなよバカ」
nb「んんぅー、うごかないで、」
むせて体を動かしたことで翔太の眠りを妨げたようで、ぐりぐりと腹に顔を押しつけてきた。え、寝ぼけて舘さんと勘違いしてる？てか、この膝枕はいつまでやればいいわけ？
fk「なになに今日は随分賑わってるじゃんひかるぅ」
iw「なに、ニヤニヤすんな、」
頬をつんつんつついてきたふっかの指を払い除ける。
iw「佐久間は？」
fk「あー、インタビュー受けてたからそろそろ終わるんじゃね？目黒、はやくいこラーメン」
mm「あ、そーだった。じゃ、岩本くんお疲れっす」
fk「おい、俺との約束忘れてたろ」
mm「一瞬ね？」
ガヤガヤしながら2人で控え室を出て行った。康二も個人の仕事で既に切り上げてるし、必然的に翔太とふたりきりになった。ま、また寝てるけど。
ab「照おつかれ」
iw「おー」
阿部と舘さんが戻ってきて、今度は阿部が隣に座ってきた。
ab「佐久間に嫉妬させるんだって？」
iw「ラウールほんとに全員に言ったんだ、」
ab「ふふ、大作戦〜って言ってたよ、かわいいじゃん」
iw「まあね。翔太、舘さん戻ってきたから起きて」
nb「ぇー、ねむ、」
dt「お世話になりました」
iw「うん、さすがに痺れそうそろそろ」
半分寝ている翔太を抱えて身支度を済ませた舘さんも控え室を後にした。
iw「阿部は帰んないの？」
ab「まあ予定はあるんだけど、面白そうだからもうちょっと見ていこうかなって」
iw「俺の悩みを面白がるなよ」
ab「佐久間の反応が見たいだけだよ」
そう言って阿部は肩に頭を乗せてきた。
ab「照の肩ごりごりー」
iw「文句いうな」
ab「あ、ドタドタ聞こえるから来るんじゃない？」
ふふ、と笑みを浮かべた阿部の唇がピアスに触れたと同時に背後で思いっきり扉が開いた。
sk「やったー！ラウール！俺の勝ちー！…およ？」
ab「ふふ、佐久間いい顔してる」
iw「、近いって」
ab「わざとに決まってるでしょ」
iw「っ、おい、！」
小声で言葉を交わしているとあろうことかそのまま耳を唇で挟んできた。生憎背を向けてる俺には佐久間の表情は見えない。
sk「あべちゃ、なにして、」
ab「なにしてると思う？」
sk「だめだよ、！」
ab「どうして？」
sk「だって、ひかるは…、ひかるはさくまの恋人だもん！」
ズンズン近づいてきてドスッと体当たりされた反動で思わず呻き声が出た。両腕に力込められると首絞まって普通に苦しいんだけど。
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作者名：微.
| 作成日時：2020年9月22日 2時
