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fk「おふたりさんはやいねー」
nb「佐久間が一番乗りとか信じらんねえわ」
ab「佐久間、熱でもあるの？」
sk「、ふぇ？さくまさん元気だぞ」
ab「でもなんかちょっと熱い気がするんだけど、」
ぴと、と阿部が佐久間の額を触ってて。それだけで、すこし嫉妬した。
sk「さっきまでひかると体動かしてたの、！だからだよ、」
ab「そう、その照は涼しい顔してるけど？」
iw「まぁな」
これ以上誰かに勘付かれないようにするためか、佐久間がぴったり俺にくっついてきた。その瞬間ふわんと甘い匂いが鼻腔を掠める。
やばいな、鼻がいいメンバーには気づかれるかも。
匂いを放つ耳の裏に鼻を寄せると、ん、と佐久間がくぐもった声を出した。
iw「佐久間、」
sk「だってぇ、敏感にしたのはひかるでしょ、」
iw「また俺のせいかよ。とりあえず、髪おろせ」
後ろで結っていたゴムをほどいて自分の手首にそれをはめてから手ぐしでかるくととのえた。
sk「えー、ジャマだよぉ」
iw「いいから、」
引き続き残りの4人も合流して、最初の演目の位置につく。
mm「岩本くん」
iw「ん？」
mm「ついてますよ、」
ここ。と口パクで自分の首筋を指差して、ニタリと笑った。つられて首筋に手をあてると、そこはしっとりしてて。
iw「…ぁ、、うわ、」
kj「うぇ！？、どしたん照にぃ！」
顔を隠すようにしゃがみこんだ目の前の俺を見て康二が声をあげる。
…佐久間に痕つけられたの、わすれてた。
mm「うははッ！岩本くん顔あっか！」
iw「さぃあく…」
よりによって今後もイジり倒してくるであろう目黒に気づかれるなんて。
指の隙間から佐久間を見つめると、言わずともわかったのかちろっと舌を出した。
…あいつ、まったく悪気ないじゃん。
家帰ったら、おぼえてろよ。
fin.
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作者名：微.
| 作成日時：2020年8月29日 12時
