［La neige］ⅳ (ページ16)

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kj「さっきよりよく聞こえるなぁ、ぐちゅぐちゅゆーてるよ？」
dt「あ、やだぁ、っ！」

最奥を突きながらぬめりが増す先端をぐり、と刺激するとそこからまた欲がとびちって、締めつけられた俺もダテのなかに欲を放った。体にとびちったそれを舐めとると果てた余韻で震えるダテが小さく声を漏らす。やっぱダテのはおいしいわ。

dt「こぉじ、っんむ、」

キスをねだるときダテは必ず指絡めてくるんよなぁ、ほんまかわいい。好きやわ。

kj「たまにはお風呂ですんのもええな」
dt「、たまにでいいから、」
kj「んふ、そうよな、ちょっと狭いからちゅーしづらかったもんな」
dt「…ん、」
kj「んぅ～かわええ涼太！」

腕の中に引き寄せて胸にダテの顔を押しつけるといつもならもぞもぞ抜け出そうとするけど、今日はご機嫌なのか大人しくおさまってくれた。

dt「、きもちよかった」
kj「確かにいつもよりちょっぴり感度高かったな」
dt「…もうだまって」
kj「んへへ、はぁい」

微睡んでいるダテにつられて俺も目を閉じる。

dt「おやすみ」
kj「おや、っん」

一瞬だけちゅぱっ、とダテの唇がくっついた、気がした。

kj「んはっ！もう！不意打ちズルいわぁ！」

腕の中のダテごとバタバタ悶えるけど当の本人は夢の中。3回戦、はむりかぁ、諦めよ。

腕の中のダテがしてやったりな笑みをうかべてることに気づかない俺は、ふたりの肩までシーツを引き上げて、ふたたび目を閉じた。

fin.