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そのままただただ鼻を擦り付けているとノックなしにガチャ、と扉が開いて、その先には俺の天使。あれ？羽生えた？
fk「めぐろぉー？あ、やっぱりいた、連絡したのにぃ」
携帯をふりふりさせながら近づいてくるふっかさん。
fk「あれ、鼻赤くなってる、どしたの？」
ちょん、と綺麗な指が俺の鼻をつついた。あ、今日鼻洗えねえわ。
mm「すいません気づかなくて。タ、」
言えない。タンクトップの匂いでスゥハァしてたなんて。そもそも無断で盗んでるし。
fk「た？」
mm「た、たー、タピオカ！タピオカ飲んで大人しく待ってたんで！」
kj「どこが大人しくやねん」
ふっかさんに見えないようにタンクトップをしまってケツポケの携帯でふっかさんの連絡をかくに、…あれ？
mm「あれ、俺携帯ねえんだけど」
ru「さっきタピオカと同時に捨ててたよぉー」
mm「おいそれを早く言えよ」
ふっかさんの愛のメッセージに1秒でも早く既読をつけるのが俺の仕事なのに。
fk「ふははっ、またやったのぉ？目黒」
あ、かわい。なに今の笑顔。笑ってくれたからもういいや。
肩を抱き寄せるフリして頬にキスをした。
fk「んっ、ラウと康二いるのに、」
mm「見せつければいいでしょ」
ru「きっも」
あ、今のはさすがにダメージきたかも。
mm「おまえサイテーだな。マジレスやめろよ」
ru「はいはいどうぞお帰りください」
mm「まじ覚えてろよ」
もうやめてって泣くまで俺のふっかさんへの愛語ってやるわ。
fk「いこ？」
うわ、上目遣いやめて。
fk「ラウと康二、おつかれさま」
kj「じゃーなー」
ru「ふっかさん帰り道に気をつけてね」
fk「？、目黒と一緒だから大丈夫だよ」
意味不明な発言をするラウールを無視してふっかさんの指を絡めとる。この細さ、たまらんわ。
mm「ふっかさん、俺ひとつ寄りたいところがあるんですけど」
fk「おー、どこ？」
mm「ゲーセン。ふっかさんに取ってほしい物があって」
fk「いいね！プラベではしばらく行けてなかったのよ！なんでも取ってあげる」
は、可愛い。
岩本くんがクレーンで景品がふっかさんとか嵐さんにイジられてたけど俺がクレーンになりたいもん。
fk「どれがいいの？」
mm「あーっと、あれ、あれっす」
ほんとは欲しいのなんてなくて、ただ一番でけえやつ取ってもらってふっかさんの分身2号にしようとしてただけ。
fk「…翔太？」
mm「いや、シナモン」
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作者名：微.
| 作成日時：2020年8月29日 12時
