［La neige］ⅱ (ページ25)

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［背中］◎ ページ25

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みぃ様よりリクエストいただきました。ありがとうございます。

mmfk

_お付き合いしてます

(fk)

mm「ふっかさん上がりました」
fk「おう、おつかれ」
mm「あ、髪乾かしちゃったんすか？俺がやってあげたかったのに」
fk「俺の髪はいいから、ちゃんと体拭けよー」

今日は目黒が泊まりに来ている。泊まり自体ははじめてじゃないんだけど、それで気づいたことがある。
目黒は結構いい加減だ。先程の発言のように俺の髪は乾かしたがるくせに自分は自然乾燥でいいと面倒くさがったり。今も、体をちゃんと拭こうとしない。

fk「まだ背中濡れてるよー」
mm「じゃあふっかさん拭いてくださいよ」

ん、と差し出されたバスタオルを受け取って水滴を丁寧に拭き取った。

mm「ふっかさん母親みたい」
fk「ママだからね～」
mm「でもほんとの彼氏は岩本くんじゃなくて俺でしょ？」

そして照への対抗心が半端じゃない。
俺はいつも冗談で言ってるのになあ。

mm「ねえ、そうでしょ？」
fk「んあ？ああ、そだね」
mm「聞いてなかったっしょ」
fk「聞いてた聞いてた！」

言えないよ、目黒の広い背中に見惚れてたなんて。

mm「そんな欲しそうな目で見ないでよ」
fk「へっ？は、してないよそんなん」

ぺたぺた触って自分の顔を隠しているとその手を払われて片手で顎から頬にかけてむにっと掴まれた。ラウもこれよくやるしなんなの？うちの歳下たちこれが好きなの？

fk「あぇ、ちょ、めぐろぉ」
mm「ふはっ、かわい。顔小さいね？」
fk「おい、いじってるだろ」

突き出た唇を食べるようにはむっと塞がれた。
唇から溶かされて、力が抜けていく。既にバスタオルは床に落ちていた。
目黒の舌を求めて開いた口の端からは唾液がこぼれて、首を伝っていく。ああ、目黒に着てって言われたパジャマ、よごしちゃった、なんて、ぼーっとするなか考えていた。
剥き出しの肩に縋り付いて、なんとか快感に耐える。

mm「ん、…ふっかさん、どこでしたい？」

その問いにすぐ答えられないくらい、俺はもう目黒に与えられた快感に酔っていた。

mm「ベッドがいい？」

小さく首を縦に動かすと頬から腰に移動していた手によって簡単に抱き上げられた。

fk「目黒、まだ髪ぬれて、」
mm「ふっかさんがいいなら乾かしてくるけど…ここ、我慢できんの？」
fk「、んあっ！」

ゆるく反応し始めていた自身を膝でグッと押されて、思わずはしたない声が出た。

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