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nb「なにもぞもぞしてんの？」
sk「と、トイレ行ってきていい？」
足を擦り合わせるだけで今の自身には十分な刺激になったけど、あとちょっとのもどかしいところにいて、ひとり勝手に息が上がる。
nb「だめ。腕枕してあげないよ？」
sk「でも、もう、がまんできないよっ」
nb「なにが？」
sk「ぬ、ぬ、ぬきたいの！だからいかせて！」
nb「そう、じゃあいかせてあげる」
sk「ひゃんっ」
ずるっと早急にスウェットとパンツをまとめて下ろされて、既に先走りにまみれている自身をしょうたの指が這う。
sk「ぅ、そっちのいきたいじゃないのにぃ、」
我慢していた分溜まっていた唾液が口の端からこぼれおちて、顎を伝う。
nb「じゃあやめる？」
ぴた、と指の動きが止まって。でもゆるゆると上下に揺らしてくる。
sk「あぅ、やめないで、」
nb「ちゃんとおねがいしなきゃ」
sk「、しょうたの指で、いかせてください、！」
nb「よくできました、さくまはいい子だね」
あぁ、そのたまにしか聴けない甘い声が、だいすきなの。
sk「やあっ、いく！」
勢いよく欲が出ていったのに、体の熱は全然落ち着いてくれなくて。瞬時に硬さを取り戻した自身に若干の恐怖をおぼえた。
nb「効果抜群だな」
sk「ふぇ？なに？」
nb「んー？さくまがかわいくなれるおくすりが効いてるよって言ったの」
sk「なに、それ、」
nb「さっき飲んだでしょ」
もしかして、紅茶っていわれたやつ？あれが、くすり、？
nb「美味しかったでしょ？」
sk「…ん、」
吐き出した欲をなかにねりこまれながら、ぼんやり味を思い出そうとしたけど、脳のおくがとろとろにとけてるみたいで、なにも思い出せなかった。
しょうたの輪郭を手探りでつかまえて、唇をよせる。
nb「今はキスはだめ」
sk「っ、なんでぇ？」
nb「さくまの唾液におくすり残ってるかもしれないでしょ、さくまのためのおくすりなんだから俺は摂取しちゃいけないの」
sk「やだぁ、ちゅーしたいっ、んっ」
しょうたの細い指が咥内に侵入してきて、ちゅぷ、と音を立てた。
nb「いくらでもしゃぶってろ」
抵抗しようと思えばできたのかもしれないけど、しょうたの言葉がすっと体にしみて、指がふやけるのなんておかまいなしに味わうと、ほんのり甘い気がした。
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作者名：微.
| 作成日時：2020年8月9日 21時
