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abmm
_non real
_parody:Dom/Subuniverse
_お付き合いしてます
(mm)
ガラス張りの大きな箱に籠って、偶に外出して案件を取ってくる。
サラリーマンの俺はそれの繰り返し。
そんな平坦な日常の中でも、欠かせないものがある。
昼休憩の残り時間。社員が立ち寄らない備品管理庫に癒しを求めて身を隠す。
mm「亮平くん！」
ab「蓮、…ぉっと、」
いつも"おいで"って言ってくれるけど、今日はその前に飛びついちゃった。
ab「何かあったの？蓮、“
mm「午前中打ち合わせ詰まってたから…」
亮平くんに早く褒めてほしくて、ずっとうずうずしてたの。
ab「そっか、頑張ったね。えらい」
髪を梳くように撫でてくれる亮平くんに抱きついたままでいたら、くるくるって小さな音がした。
ab「…蓮、もしかしてご飯食べてない？」
mm「…うん」
打ち合わせが長引いたせいで、ご飯食べてたら亮平くんとの時間がなくなっちゃうと思ったらそんなのどうでもよかった。
ab「“
折り畳み式の椅子に座った亮平くんの上に跨ると、親指の腹で唇をなぞられる。
ab「目閉じて」
mm「…ん、っ？」
亮平くんの肩に手を添えて待ってたら、思ってたのと違う固いものが触れて。
mm「ふぁ…っ」
舌の熱で蕩けて、ふわっとほろ苦い香りに包まれる。
ab「ビターチョコだけど、何も食べないよりいいでしょ？」
亮平くんがたまに疲れた時とか集中力上げたい時に食べるんだって。
mm「もういっこちょうだい」
亮平くんからもらうだけでほんのり甘く感じるから不思議。
ab「“
それに、亮平くんは俺がしてほしいことを全部察知してコマンドをくれる。
今も、俺がもっとちゅーしたいって思ったの、すぐにわかってくれた。
mm「んんっ、…はぁ、、」
視界がぼやけて亮平くんのネクタイの柄がわからないくらい気持ちよくなっちゃった。
ab「蓮、そろそろ戻らないと」
サブスペースに入りかけてた俺をぎゅーっと抱きしめながら背中をゆっくり撫でて、アフターケアを怠らないでくれる。
亮平くんは若くして総務部の部長さんだからここに関係してるけど、本来俺は用がない部署だ。
休憩時間も終わるから、そろそろ戻らないと。
mm「絶対残業しないようにする…」
ab「うん、車で待ってるね。午後も頑張っておいで」
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作者名：微.
| 作成日時：2023年7月29日 1時
