［unconventional］ (ページ38)

今日:61 hit、昨日:74 hit、合計:94,302 hit

_________ ページ38

.

何度も何度も歯を立てても諸共せず、それどころか受け入れるかのように舌を絡め執拗く唾液を送り込んでくる。

iw「ぅう、〜っ」

…名前を呼べば、解放してくれるんだろうか。

iw「、、た…つや…」
fk「！あぁ…っ、照…！」
iw「ひ、っ！？」

ナカのものがずくんと膨張して、律動は激しさを増し、腹に刻まれた忌々しい紋が熱を帯びる。

fk「はぁ、はぁ…っ、」
iw「〜〜〜っ！、、あぅ…」

肺に酸素を取り込んでもなかなか呼吸の乱れが治らない。
俺のお腹はもう僅かに膨らんでて、それほど種がたっぷり棲みついてるってことで…

fk「照、」
iw「、ぁ…」

目尻を拭われたら滲む視界が鮮明に映って、紅い瞳から目が離せなくなった。

fk「お前はもう儂のものだ。いいね？」

ちがう…だって、俺が此処に来た理由は…

fk「照…」
iw「………は…ぃ…」

あれ…？
……俺、どうして此処に来たんだっけ…？

fk「んふ…、強情な奴ほど刺激に弱いとはなぁ…なんとも愛らしい」
iw「んぅ、？」

小さく呟いた言葉がよく聞き取れなくて身を寄せると、冷たい肌がきもちよくて…

こんな夢心地な感覚が消えてしまうのなら…
思い出せないままでも、いいかもしれない。

fin.