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dt「いくら照でもタツヤ様に手をかけることは許さないよ」
iw「ねぇ、っ離してよ…！みやちゃん！」
「涼太、そのまま押さえておけ」
dt「はい」
近づいてくる男に蹴りを食らわせてやろうと足をあげたら足首を掴まれて。
しまったと思ってももう遅く、足を割り開かれて乱れた浴衣を取り払われた。
「いい体じゃないか」
iw「やめ、っん…！」
お腹のくぼんだ筋を指でなぞられて、慣れない感覚に粟立つ。
iw「っ！あつい…っ」
男が俺の臍の下に掌を翳すと、じりじり肌を焼かれるような痛みに襲われて。
「綺麗に入ったぞ。照」
iw「勝手に名前呼ぶんじゃねーよ！」
なんだこれ…っ
刺青みたいな、…
dt「本当に綺麗。俺とお揃いだね」
お揃いって…これを入れられてみやちゃんはおかしくなっちゃったのか、？
iw「ぅ、〜〜っ！？」
拘束がなくなったから爪で剥がそうと引っ掻いた途端、雷に打たれたように全身が痺れた。
「無駄だ。一度入れたらもう消せん」
iw「は…？」
「この紋があれば、儂との子を孕める身体になる」
紋を撫でられるだけで、体が震えてなにかが駆け巡る。
「そのうち此処に子宮が形成されるんだ。楽しみだな」
iw「ふざけんな…っ！」
こいつの手ひとつでそんな、…体の形成が変わるなんてこと…
「涼太は儂との子を授かることを心待ちにしてるぞ？なぁ涼太」
dt「はい」
「おいで」
みやちゃんの衣が男によって取り払われると、本当に俺と同じものが下腹部に刻まれていて。
くちづけを交わしながら其処を撫でられたみやちゃんは、やがてすぐに精を吐き出した。
「照もそのうち自ら儂を求めるようになる。よく見ておきなさい」
みやちゃんにものを突き刺し一瞬で蛇の姿に変化したヤツは胴体をくねらせながら近づいてきて、見ろと示すように俺の体に巻きついた。
iw「やめろ…！」
dt「ひかる…っ、タツヤさま、とってもきもちいいよ…」
なんで好きな人が善がるところをこんな間近で見せつけられないといけないんだよ…っ
『泣いているのか？いい表情だ。唆られる』
細長い舌が涙を拭うように顔を往復して気持ちが悪い。
iw「っ、ゃぅ…」
体を覆う背中の細かい鱗が紋に当たる度、体が熱くなって思考が停止しそうな快感に支配されていく。
みやちゃんの嬌声と甘く蕩けた表情をこれ以上拾いたくなくて目を閉じたら、気を張っていた疲労もあったのか次第に意識が遠のいていった。
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作者名：微.
| 作成日時：2023年7月29日 1時
