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「はい、岩ちゃんバンザーイして？」
岩「ばんじゃーいっ♪」
兄貴が夕飯の片付けしてる間、岩ちゃんと一緒に風呂に入ることにした。
脱衣所で服を脱がしてやると、風呂場で体を洗ってやってから一緒に湯船に浸かった。
「あ〜…気持ちいぃ…」
アパートではほとんどシャワーで済ませていたから、こうやって湯船に浸かってゆっくり入ることが久しぶりだった。
岩「がぁがぁしゃん、おしゃんぽ♡」
湯船にアヒルのおもちゃを３つ浮かばせて遊んでいる岩ちゃん。大中小のアヒルが浮いているから、親子なんだろう。
岩「おっちいのがパパで、ちったいのががんちゃん♪」
大と小のアヒルを指でツンツンしながらそう言うと、岩ちゃんはへへ♪っと笑った。
じゃあこの中ぐらいのは義姉さんだろうか。けど、不用意に『ママ』って言葉を出しちゃいけない気がして黙っていた。
岩ちゃんはママがいないことを、どう受け止めているのかが分からないからだ。
岩「このがぁがぁしゃんはねぇ…、おみくんっ♪」
「え？俺？w」
岩「うん！パパとがんちゃんとおみくん♡」
だけど思いがけないこたえにビックリしつつも。なんだか岩ちゃんに『この家にいてていいよ』って言ってもらえた気がして嬉しかったんだ。
「岩ちゃん？こんどのお休みの日、臣くんとどっかお出かけしよっか？♪」
岩「おでかけ？」
「うん、どこ行きたい？どこでもいいよ。」
岩「ん〜……わかんない…」
「じゃあ〜…水族館とかは？おっきな水槽に、たくさんお魚さんがいるところ。イルカさんとかペンギンさんもいるかもよ？♪」
岩「がんちゃん、ぺんぎんしゃんみたい！♡」
「じゃあ水族館で決まりっ(笑)」
風呂から上がると、岩ちゃんはすぐに兄貴に水族館へ行くことを話した。
直人「よかったねぇ、岩ちゃん♪」
岩「うん！たのちみぃ♡」
岩ちゃんの濡れた髪をタオルで拭いてやりながら、すっかり親の顔してる兄貴。こんな穏やかな顔する人だったっけ？
男手一つで、仕事もして家事もして子育てして。兄貴は今の生活が嫌になったりしないんだろうか？
岩ちゃんが寝てから兄貴にそうたずねてみたら…
直人「岩ちゃんがいるから頑張れてんだよ。岩ちゃんがいなかったら、多分俺も今頃地に足がつかずに生きてるかもな。」
と、返ってきた。
俺にもいつか、誰かのために頑張れる存在の人が現れたら、地に足ついて生きれるのかな…？
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みーこ(プロフ) - お早うございます☀️Aiさん、お元気ですか？ちび岩ちゃんも元気にしてますか？ (2022年4月10日 8時) (
レス) id: 94da185498 (このIDを非表示/違反報告)
あんく(プロフ) - 私、以前のシリーズ読んでました!!!また出会えて嬉しいです(泣) (2022年2月13日 12時) (レス) id: 1947e732a1 (このIDを非表示/違反報告)
yoshizoro(プロフ) - ちび岩ちゃんの可愛さ再び(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎ 癒しをありがとうございます♡ (2021年12月31日 7時) (レス) id: ae3422726c (このIDを非表示/違反報告)
Ai(プロフ) - けいちゃんさん» ただいまっ！(*ﾟ∀ﾟ*)（笑）また読んでくれてありがとですっ♪またちび岩ちゃん可愛がってあげてくださいw (2021年12月10日 8時) (レス) id: 4e0a0847c6 (このIDを非表示/違反報告)
Ai(プロフ) - 美優さん» (о´∀`о)♡♡♡♡w (2021年12月10日 8時) (レス) id: 4e0a0847c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai
| 作成日時：2021年10月24日 23時
