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「お母さん」
「どうしたの?A」
「私、何か大事な事を忘れてるんでしょ?」
「…そうね。大事な事を忘れてるわ」
「キヨは…私にとって特別な存在なんだよね…」
「…そうよ。…何か思い出したの?」
あの時、誰かに必死に呼ばれて抱きしめられていた気がするの。
気がするだけなのかもしれない。
でもあの時、喧騒の中で私の名前を呼ぶ誰かが必死に私の生を繋いでくれた事は薄れていく意識のほんの片隅に残っているの。
「…それがキヨなら…」
「…A?…」
私、キヨの特別な存在だったんだ。
今もキヨの特別な存在なの?
なんでこんなにもやもやするんだろう?
すき なのかな?
.
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「お母さん」
「どうしたの?A」
「私、何か大事な事を忘れてるんでしょ?」
「…そうね。大事な事を忘れてるわ」
「キヨは…私にとって特別な存在なんだよね…」
「…そうよ。…何か思い出したの?」
あの時、誰かに必死に呼ばれて抱きしめられていた気がするの。
気がするだけなのかもしれない。
でもあの時、喧騒の中で私の名前を呼ぶ誰かが必死に私の生を繋いでくれた事は薄れていく意識のほんの片隅に残っているの。
「…それがキヨなら…」
「…A?…」
私、キヨの特別な存在だったんだ。
今もキヨの特別な存在なの?
なんでこんなにもやもやするんだろう?
すき なのかな?
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作者名:may | 作成日時:2018年5月17日 18時