Know what ページ3
A「タオ」
ﾀｵ「…ん」
タオもまた、クリスが帰ってこないと知っている人間のひとりだった。
思わず、その手をとった。涙がこぼれた。
ﾀｵ「ジニ…？」
A「今、わたし…タオにキスしたい」
ﾀｵ「…！？」
A「でも結婚してるから、ポッポだけにする」
タオのまぶたに、口づけた。
もう、これ以上涙が流れないように。
ﾀｵ「…」
A「隊長はいなくなったわけじゃないから、ただ、ここにはいないだけで、ちゃんと、…この世界にいるから」
ﾀｵ「隊長のいる場所、わかるの？」
A「んーん。勘では北京、ってとこ」
ﾀｵ「かん？」
A「なんとなく、そうかな、って思うこと」
ﾀｵ「それなら、おれでもわかるよ、、おれも北京かなっておもう」
タオが、真っ赤な目で、ふっと笑った。
A「タオ、わたしスホと約束したの」
ﾀｵ「なに？」
A「タオをみつけたら、練習室に連れて行く約束」
ﾀｵ「なにそれ」
A「そうしちゃったから、戻って、お願い」
ﾀｵ「ひとりになりたい。…メンバーといたくない、つかれた、ぜんぶ11人のやるのにかえたから」
A「…眠れなかったら、わたしを呼んで。うちに来てベランダでひとりになってもいいし、私がいてもいいならカフェとかいくらでも一緒にいくから」
ﾀｵ「ジニはどうしてやさしい？おれに」
A「昔の自分に似てるからかな」
ﾀｵ「おれが？ジニと？」
A「うん」
ﾀｵ「ジニは隊長に似てるよ」
A「そう？でも昔はタオに似てたの」
ﾀｵ「顔が？」
A「性格が。笑」
ﾀｵ「知ってる。笑」
タオが廊下を歩いていく背中を見つめて、
しばらくわたしも録音室の扉を閉めて、会議室に戻った。
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ヒボム(プロフ) - おおおおおおお揃ったああああああああ！！！！！！！← (2014年9月16日 22時) (
レス) id: 94378a05cc (このIDを非表示/違反報告)
ヒボム(プロフ) - ハン様！！！来ましたね (2014年9月6日 19時) (レス) id: 94378a05cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おぉ、そうですね！いろいろ話せてよかったです！ありがとうございます！これからも楽しみにしてます。fighting!! (2014年8月27日 20時) (レス) id: a7024c3f1e (このIDを非表示/違反報告)
にいな(プロフ) - ゆうさん» そうですね、、Overdoseまでは確実にクリスがいたわけですから、面影を探すのはごく自然なことだと思うんです。次の作品でどう見せてくれるかが早く知りたいですねぇぇ個人的に！ (2014年8月27日 19時) (レス) id: e549a60c07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - にいなさん» ですよね…いまだにどこかにKRISを探してる自分がいます…でも、それでもいいのかなと思いました。どこかに彼を感じながら今のEXO-Mをみてるのもひとつの策かと笑 (2014年8月27日 19時) (レス) id: a7024c3f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいな | 作成日時：2014年6月26日 12時
