Winwin ページ7
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「３０度越えか〜今日も暑いなぁ」
少し歩くだけで流れ落ちる汗
だから夏は嫌いなんだ
気合を入れて化粧をしても、すぐ落ちちゃうから。
世界で一番汗が嫌いかもしれない
「あそこへ避難しよう」
そう決意して、なるべく日陰のある道を通っていつも行く最寄りのコンビニへと向かった。
「いらっしゃいませ」
店内へ入れば店員さんが挨拶をしてくれた
親切な人だ。
それにしても、暑い。
「アイスかフラッペ、う〜ん。どっちもいいなあ。」
「...フラッペ？」
声の主に驚いて横を向くと見知らぬ美少年。
「えっ」
「フラッペ、何ですか？」
「フラッペ？」
「はい」
「あー...フラッペっていうのは...」
片言(？)からして、外人だというのは一目瞭然だった
ゆっくりだけど、一言一言、慎重に翻訳している感じがする。
なんだか私もつられて、すごく丁寧に説明してしまった。
納得した彼は嬉しそうな顔をした
...美少年なだけあって、ま、眩しい。
「ぼく、お金持ちます」
「お金を持っています...？」
「あっそう！」
「ふふ、そうなんだ」
「ぼく、買う」
そういって手に取ったのはあきらかに二つ。
「...それ好きなの？」
「とても！あなた！」
「わたし？」
「はい」
とだけ言い、そのまま彼はレジへ向かってしまった。
にこにことお金を払う姿を見がなんだか可愛くて、思わず笑ってしまった。
それから彼にとって私の母国語は難しいんだな〜と考えさせられた。
「買いました」
「お〜よかったね」
「あなたの、」
そういって２個のうちのひとつを突き出す彼。
もしかしてさっきのあなたって、わたしにくれるって意味のあなた？
「いいの？」
「はい！いいです」
「ありがとう...」
受け取ると、これでもかってくらい目を細めて笑う彼
綺麗な歯がよく似合う。
「あっこれも...」
「え、なんでこれを？」
思い出したかのようにポケットから出てきたのは、わたしの生徒手帳。
「さっき、道」
「拾ってくれたの？ありがとう、助かったなあ...」
「んー...A？Aーさん？んー？」
「そう私はこれでAって読むんだ」
名前を教えれば、読めた読めた。と言わんばかりにまた笑顔になる
「ぼく、ウィンウィン、Aさん好きです」
あまりの急な発言に固まる私
「好きです！」
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らしゅ(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）とっても嬉しいです、、！私も少なくて勿体無いなあと思って作り始めました！（笑）温かい目でよろしくお願いします！！！ (2016年8月24日 22時) (
レス) id: 874742109b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - はじめまして！！！めっちゃいいです！！笑 NCTのお話あんまりないのですごい嬉しいです！笑 更新ふぁいてぃん！！ (2016年8月22日 23時) (レス) id: 137f23d273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らしゅ | 作成日時：2016年8月17日 15時
