Ten ページ5
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「テンくん〜！好きだよ♡」
「ん〜？俺も好きだよ！」
「ちょっとテン？私は？」
「えちょっと私のことも好きでしょ？」
「みんな好きだよ〜」
なにがみんな好きだよ〜だ。
適当に笑顔振りまいて良い顔して、なにがしたいのか私には訳がわからない
「あっAだ！」
「テン行っちゃうの？私は？」
「Aが一番大切だからごめんね？あっ待ってA行かないで〜」
他の女の恨みを買うのはごめんだから、他人のフリを精一杯していたのに。
なんでこうやってくるかなあ..
「Aってば」
私の手を掴んで無理矢理横に追いついてくる
「なに、テンくん」
「怖い顔しないで〜」
「どうしていつも付いてくるの」
「言ったじゃん誰よりも一番大切なのはAだーって」
にこにこと笑顔を見せる彼
以前私は彼に告白をされた。
「Aが好き」って、直球極まりない告白の仕方で、初めは嬉しかったけど、気持ちはないから断った。
確かにみんなが言うようにカッコいいとは思う。
けどこんな美男子に必要以上に構われると、面白半分としか思えなくて。
からかいならよそでやってほしいってのが本音。
なぜなら私たち、学部が一緒ってだけでろくに話したことないのに、どうして告白まで発展したのかって話で、、
「テンくんの事情は知らないけど、もっと綺麗な子でテンくんのことが好きな人いっぱいいると思うよ」
私はあなたみたいなキラキラした人と、恋愛だなんてって感じなんだよ、、
「A〜それ毎回言ってるけど、俺はA以外興味無いって言ってるじゃん」
「それ...面白半分なら、ほ、本当にやめて」
「面白半分..？」
急に顔が曇る彼
でも、本当にこれ以上耐えられないのも事実で。
「面白半分だと思ってたの？」
「..うん。
テンくんみたいな人が私のこと相手にするわけ無いし、テンくんに好かれるほどのこともしてないし、ずっと頑固な女相手に楽しんでるんだと思ってた」
テンくんはなにも言わず、ずっと黙っていた
なにも言わないってことは、やっぱり事実ってこと？
「..A」
暫くすれば顔を上げて私の名前を呼ぶテンくん。
温かい手で、私の手を握りながら。
またこうやって、簡単に困らせる。
「教えてほしい」
「...え？」
「何をすれば信じてもらえるか、教えてほしい」
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らしゅ(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）とっても嬉しいです、、！私も少なくて勿体無いなあと思って作り始めました！（笑）温かい目でよろしくお願いします！！！ (2016年8月24日 22時) (
レス) id: 874742109b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - はじめまして！！！めっちゃいいです！！笑 NCTのお話あんまりないのですごい嬉しいです！笑 更新ふぁいてぃん！！ (2016年8月22日 23時) (レス) id: 137f23d273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らしゅ | 作成日時：2016年8月17日 15時
