Haechan ページ12
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「可愛い」
いつも通る駅前に立っていたのはショールームの宣伝をしているうさぎさん
今日はこんなにも暑いのに、大変だな
「頑張ってください」
私は一声かけてチラシを貰いに行った
_____
ようやく自分の仕事も終わったから、帰宅ラッシュに呑み込まれながら最寄り駅に着いた
いつも通り改札を通って7番出口へ出ようとすると、今朝立っていたうさぎさんが。
もうショールームは閉じてるのに、どうしたんだろう
「お疲れ様です」
着ぐるみ越しに目が合った気がした私は、一礼して過ぎさろうとした。
が、うさぎさんに引き止められてしまった
「あの」
「は、はい」
特徴的な声で喋った彼
男の方なんだと認識した
周りに人がいないことを確認し、うさぎさんの頭を取り外す彼
「引き止めてすみません」
「あ、いえ...」
うさぎさんから露わになったのは、恐らく歳下であろうイケメンくん。
びっくりした、こんな子がうさぎさんをやっていただなんて。
頑張った印の汗を沢山かいていたから私はさっき買ったお水と手持ちのハンカチタオルを渡した
「ありがとうございます」
「いえ、ずっとここで立ってたの...？」
「今日は交代無しだったので」
「暑いのに...熱中症になっちゃう」
「はは、なっちゃうかも」
「だめです。きちんと水分取ってください」
「ああそうだ。それに関してお礼がしたくて！良かったらお茶とかしませんか？」
歳下であることは分かるのに、身長もあるせいかやけに大人っぽく見えてしまう。
こんな私なのに、お茶なんかに誘われてしまってもいいのだろうか。
「私は大丈夫だけど、あなたは時間大丈夫...？」
「流石にまだ大丈夫ですよ、男ですから」
「そっか、なら少しだけ...」
「やった！じゃあ秒で着替えてきます」
うさぎさんの頭を持って飛び跳ねる彼
なんだか可愛いなあと思ってしまう
笑うたびに私もつられて笑ってしまう
でも相手は歳下、だめだ自分。
そう言い聞かせて、歯止めをかける。
早いところ割り切らなきゃ相手の為でもあるし、私が勝手に魅力的に感じてるだけかもしれない。
しっかりしろ自分
「おまたせしました〜」
現れたのは私服の彼。
おっと...ノックアウトされそう。
彼が着ていたのは足の長さが際立つフォーマルなジーンズにジャケット。
か、かっこいい...
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らしゅ(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）とっても嬉しいです、、！私も少なくて勿体無いなあと思って作り始めました！（笑）温かい目でよろしくお願いします！！！ (2016年8月24日 22時) (
レス) id: 874742109b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - はじめまして！！！めっちゃいいです！！笑 NCTのお話あんまりないのですごい嬉しいです！笑 更新ふぁいてぃん！！ (2016年8月22日 23時) (レス) id: 137f23d273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らしゅ | 作成日時：2016年8月17日 15時
