Jaehyun ページ1
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「A」
私の名前を呼ぶ彼は、むすっとした顔をしながら寝ている私を突いている。
「A起きて？」
「ん〜」
揺さぶられてもなかなか起きない私をどうにか起こそうと、腕を引っ張って上半身を起こさせる。
「寝過ぎ。もうブランチだよ」
「眠たいよジェヒョン〜...」
「ほら、ごはん一緒に食べよう？」
「ご飯？」
まさかジェヒョンが作ったの？
料理とかできないあのジェヒョンが？
そう考えただけで目があっという間に冷めてしまった
「お腹すいた〜」
「ジェヒョンご飯って？」
「じゃじゃーん」
自慢気にテーブルを見せる彼はどこか楽しそうで
思わず「わあ」と声を漏らしてしまった。
机に並べられていたのはワカメスープにナムル、キムチに炒めご飯。
朝からなかなかの見栄え。
「ありがとうジェヒョン」
「ううん！」
天使のようにふわあっと見せる笑顔は本当に可愛くて、眩しくて、私が好きになった理由の１つでもある。
本当はこのご飯、炒めるのも簡単だし、ワカメスープもインスタントだし、ナムルもキムチも市販のものだけど、それでも頑張って用意してくれたジェヒョンが可愛くて。
思わず笑みが溢れた。
「なに笑ってるの？」
「ううん、幸せだな〜って」
「俺のごはん？」
「ふふ、そうそう」
「そんなに美味しい？」
目を輝かせる彼が愛しくて、
「うん美味しいよ」
と答えれば余計に目を輝かせて「やった〜」なんて喜ぶから、本当に困っちゃう。
「でもやっぱりAのごはんのが美味しいから、明日は一緒に起きよう？」
「うん、今日は寝すぎちゃった。ごめんね？」
「ううん、おかげでコレクション増えたんだ〜」
なんだか幸せそうに携帯を見つめる彼。
もしや、撮ったな？お主、撮ったな？
私のみすぼらしい寝顔を撮ったな？
「コレクションってなに？」
「内緒〜！」
「え、ちょっとジェヒョン？消してね？」
「気が向いたらね」
「もう明日絶対起きない」
「え！やだやだ消す」
「分かればよし」
「もうA〜〜」
いつまでもこんな風にいれたらなあと。
ジェヒョンとの物語
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らしゅ(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）とっても嬉しいです、、！私も少なくて勿体無いなあと思って作り始めました！（笑）温かい目でよろしくお願いします！！！ (2016年8月24日 22時) (
レス) id: 874742109b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - はじめまして！！！めっちゃいいです！！笑 NCTのお話あんまりないのですごい嬉しいです！笑 更新ふぁいてぃん！！ (2016年8月22日 23時) (レス) id: 137f23d273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らしゅ | 作成日時：2016年8月17日 15時
