全てを承知で ＊ラスト追加＊ ページ31
ｴﾘ「ｼﾞｱさん…」
ｼﾞｱ「でも…この子を生んで初めてこの手で抱いた時、あの子を思い出して…ｼﾞｮﾝｽが…この子の誕生を喜んでくれてる姿をみると申し訳なくて…ｯ！やり直したいんです…勝手かも知れないけど…あの子を育てられなかった分…この子をあの子の分までちゃんと育てたいんです先生！」
母子手帳を広げると中からｲｪｿﾝの写真が出てくる。
ｼﾞｱ「彼が父親です…｡先生、その母子手帳を彼に渡してくれませんか？それから彼女に…Aさんにお礼を…あの子を…ｲｪｳﾝを育ててくれてありがとうと…感謝していると…伝えて下さい…」
ｴﾘに深く頭を下げるｼﾞｱ。
その全てを病室の外で聞いていたｲﾄｩｸ。
ｲﾄｩｸ「そっか…だから君は…育ててくれたんだね…全てを承知で…」
ﾊﾟﾝ！ﾊﾟﾝ！と両手で顔を叩いて気合いを入れるｲﾄｩｸ。
ｲﾄｩｸ「僕は何も見てない！聞いてない！」
自分に言い聞かせるとﾉｯｸしてﾄﾞｱを開ける。
ｲｪｿﾝ「母子手帳…先生ｯ！」
ｴﾘ「ｲｪｳﾝの母子手帳よ。ｼﾞｱさんがあなたに渡して欲しいって。捨てずにちゃんと持ってたのね。」
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗと捲ってｲｪｳﾝの記録を見ていくｲｪｿﾝ。
ｲｪｿﾝ「８月２４日…俺と同じ誕生日…知らなかった…ﾊﾊ…情けないでしょう？俺…父親なのに娘のこと何にも知らなくて…だからｲｪｳﾝの誕生日は俺が拾った日に決めたんです。」
ｴﾘ「これから祝ってあげられるじゃない。表向きには堂々と出来なくても心の中で…ね。」
ｲｪｿﾝ「そうですね。そうしたいと思います…Aと一緒に…」
ｴﾘ「ごめんなさい…ｼﾞｱさんが子供生んだことｼﾞｮﾝｽさんに話してしまって…あなたが父親だってわかってたら話さなかった。だから腹を立てたのね…あなたのお仲間さんたち。でもね、言い訳になるかも知れないけど興味本意で聞いたんじゃないの。信じられなかったの…子供を捨てたこと。誰の助けも求めず一人で産もうとしてた…最後まで父親が誰かも言わずに…生まれた我が子に幸せそうにお乳をあげてるのをみて愛情が凄く伝わったの…」
ｲｪｿﾝ「Aが言ってた…ｲｪｳﾝはきっと愛されて生まれて来たんだって…俺こそ感謝するよ…ｯ！どうしようないもない俺なんかの子供を見捨てずに生んでくれて…っ！」
ｴﾘ「ｼﾞｱさんもAさんに感謝してたわ…心の底から…もうこの話はこれでおしまい！次はあなたとAさんの番ね…」
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璃子 - 続編ありがとう♪すごく嬉しいです♪♪今から読みに行ってきます＾０＾♪♪♪ (2014年9月18日 9時) (
レス) id: 91a4c5e6cb (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - お久し振りです＾＾みんなそれぞれに気持ちを区切って幸せになれて良かったです＾＾ 続編嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2014年9月17日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ナムさん» 一気に読んで頂いただけでなく読みごたえあるなんて嬉しいお言葉までありがとうございます。続編書いたのでいつでも来てください。 (2014年9月16日 8時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
bubu - so_yeong1227さん» お誕生日遅くなってしまったけどおめでとうございます！続編書いたのでいつでも来てくださいね。 (2014年9月16日 7時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 璃子さん» ありがとうございます。続編出来たのでいつでも来てください。 (2014年9月16日 7時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年10月31日 0時
